オーストラリアの語学学校の選び方

オーストラリアに留学・ワーホリに行く人は、初めは語学学校に行く人が多いです。充実した留学生活・ワーホリを送るためには、自分に合った学校に行くことが大切です。

後悔のない留学生活を送るために、学校選びのポイント6つを解説します。

オーストラリア留学・ワーホリで失敗しないコツ

目的・目標を明確にする

目的を明確にすることがオーストラリア留学、ワーホリでは大切です。渡航前は、英語への意識が高いと思います。しかし、留学生活に慣れてくると、だんだん勉強のモチベーションを維持するのが難しくなるかもしれません。そうならない為にも、しっかりと自分の目的・目標を持つ事が大切です。

目標は、一人ひとり違います。英語で日常会話ができるようになりたい、海外の大学に進学したい、ローカルの企業で働きたい、など、素敵な目標があるからこそ、留学をご決断されたと思います。その気持ちを忘れない事が大切です。

自分の理想像を明確にし、それを忘れない事が成功への近道です。

 

現在の英語力と理想の英語力を考慮して留学期間を決める

英語を話せるようになるためには、努力と時間が必要です。留学をすれば、英語を話せるようになると思われがちですが、理想の英語力を身につける為には、それに見合う勉強時間、期間が必要です。

まずは、ご自身の現在の英語力がどの程度なのかを明確にして、理想の英語力を手に入れる為には、どの程度の時間が必要なのかを考慮し、留学期間を決める事がオーストラリア留学・ワーホリの成功のポイントです。ご自身でどのくらいの期間の留学が必要なのかを知るためにも、留学エージェントに相談するのも一つの方法です。

 

自分に合った学校を選ぶ

オーストラリアの語学学校では、学校によって開講しているコースが異なります。一般英語系のコースやテスト対策のコース、それ以外にも様々なコースがあります。

また、授業を提供する時間帯も選ぶことが可能です。朝から授業を受けるモーニングスケジュールや夕方5時ごろから授業を受けるイブニングスケジュールもあるので、自分の目的に合ったコースと時間帯のクラスを提供している学校を選ぶことがとても重要となります。

 

学校選びの6つのポイント
1. コース

オーストラリアの語学学校のコースは、一般英語コースや、大学進学準備コースが開講されています。自分の目的に合うコースを選ぶことをオススメします。

開講されているコース一覧

・ESL(一般英語)コース
・会話中心コース
・テスト対策コース(IELTS、ケンブリッジ検定)
・EAP進学準備コース
・J-Shineコース
・サバイバルイングリッシュコース

基礎から英語を学びたい方にオススメ
一般英語コース

英語初心者の方は、一般英語コースで、英語の基礎を身につけることをオススメします。

授業は、グループクラスで行います。クラス分けは、英語のレベルによって、振り分けられるので、自分と同じくらいの英語力の方達と一緒に勉強する事ができます。

【特徴】

  • 基礎をしっかり学べる
  • 話・書・聞・読・文法をバランス良く勉強できる

 

スピーキングを伸ばしたい方にオススメ
会話中心コース

スピーキング力を上げたい方にオススメのコースです。日本人訛りの英語を脱却するための発音矯正コースを開講している学校もあるので、仕事を探すのにスピーキング力をあげたい、発音を直したいと言う方にオススメです。

【特徴】

  • 授業のカリキュラムがスピーキングをメインに行う
  • 発音を訂正してくれる

 

英語のスコアを取得したい方にオススメ
テスト対策コース

英語のスコアを取得して、就活に活かしたい方、大学進学を考えている方、海外移住を目指している方にオススメです。オーストラリアでは、主にIELTSとケンブリッジ検定のコースが開講されています。

【特徴】

  • 就活、進学の際に英語の証明書になる
  • アカデミックな英語を学ぶことができる

 

大学・専門学校に進学を目指す方にオススメ
EAP進学準備コース

EAPとは、English for Academic Purposesの略で、現段階では大学や専門学校に入学する英語力が不足りない人のためのコースです。授業内容は、大学の講義についていくためのスキルを学ぶので、アカデミックな内容になっています。

【特徴】

  • EAPには、準中級レベル、中級レベル、中上級〜上級の3つレベルに分かれている
  • オーストラリアの大学入学条件のIELTSのスコアが免除になる場合もある
  • EAPコースを受講するには、IELTSのスコアが必要となる。

 

資格をとって日本で活かしたい方にオススメ
J-Shineコース

J-Shineコースとは、日本で児童に英語を教えることができる資格です。資格を取得すればJ-Shine(NPO 小学校英語指導者認定協議会)のホームページにデータベースが掲載され、児童英語教師として働くチャンスを得ます。

【特徴】

  • 発音法、言語習得のプロセス、授業のプランニングなどさまざまな知識を得られる
  • オーストラリアで実習を積むことができる
  • 観光ビザでも資格を取れる

 

実践的な英語を学びたい方にオススメ
サバイバルイングリッシュコース

サバイバルイングリッシュコースは、机上の英語学習だけではなく、授業中に街へ出て現地の人とコミュニケーションをとることにより、実践的な英語を身につけるコースです。『現地の人と写真を撮ってくる』と言う課題などを授業中に行います。

【特徴】

  • 実用的な英語を学ぶことができる
  • 自分から英語でコミュニケーションが取れるようになる

学校選びの6つのポイント
2. 都市とロケーション

都市選び

オーストラリアは、シドニー、メルボルン、パース、ゴールドコースト、アデレードなどの都市があり基本的に気候に恵まれた都市ばかりですが、それぞれ特徴が違います。まずは、どの都市に行きたいのかを先に決めてもいいかもしれません。

学校の立地

私立の語学学校は、シティの中心街に位置している学校が多い傾向があります。なので、駅からのアクセスがしやすく、シティには、ショッピングモールやおしゃれはカフェもあたくさんあるので、学校が終わったら、友達を買い物や、お茶したりして満喫する事ができます。

また、シティ中心街だけではなく、ビーチに隣接している学校もあるので、ご自身の希望の立地にある学校をお選びしていただく事ができます。

学校選びの6つのポイント
3. 価格

オーストラリアの1週間の授業料は以下となります。

金額(1週間)
リーズナブルな学校 AUD150〜
(約1万2000円)
高めの学校 AUD450〜480
(約36,000〜38,400円)

$1=80円計算

価格が高い学校が全て良いわけではありませんし、安いから質が悪いと言うわけでもありません。なので、ご自身の予算内で行ける学校を選定するのも一つの方法です。

オーストラリア現地にオフィスがある留学エージェントは学校のことを良く知っているので、一度、留学エージェントに相談してみるのはいかがでしょうか。

学校選びの6つのポイント
4. 設備

オーストラリアには設備が充実している学校もあります。費用が高めの学校や、オーストラリア全土にキャンパスを持つ学校は、比較的設備が充実しています。

【設備が充実している学校の特徴】

充実な設備 ・生徒用のパソコンが最新モデル
・大きな冷蔵庫が設置
・各教室にプロジェクター設置
・タッチパネルのモニターで授業を展開 など

最新のテクノロジーを使うことで授業を円滑に進めることができます。また、大学の付属の語学学校だと、大学生が使う図書館などの共有スペースを一緒に使うことができる場合もあります。

学校選びの6つのポイント
5. 国籍比率

日本人が少ない学校を選んだら90%が中国人だったというケースもあります。

【国籍比率を見るときの3つのポイント】

  • 日本人率10%未満の学校は日本人が少なめ(クラスに1〜2名程度)
  • 多国籍の環境か
  • 何系の学生が多いのか(ヨーロッパ系、ラテン系、アジア系など)

日本人が少ない学校を希望される方もいるかと思います。国籍比率は、季節によって変動があるので、タイミングにもよりますが、年間を通して、日本人率が10%未満の学校は、日本人が少ない学校と言われています。

また、日本人率だけではなく、その学校全体の国籍比率も確認する必要があります。国籍比率に偏りがあると、クラス生徒全員中国人で、英語より中国語の方がよく聞くなんてこともあります。

学校選びで国籍比率を気にされる方は、先ほど紹介した3つのポイントを参考にしてみてください。

学校選びの6つのポイント
6. アクティビティ

語学学校では、アクティビティが多く、毎日アクティビティを開講している学校もあります。

アクティビティのカレンダーが、学校の掲示板に掲載されていて、参加希望者は、名前を書くような制度になっています。

アクティビティの内容は、観光地などに行く遠足系や、苦手科目を補強する勉強系、仕事探しのアドバイスなどの実用系、そして、週末を使ってサーフィンやキャンプなどをする有料アクティビティなどがあります。

普段、あまり会う事が少ない他のクラスの人たちと接するいい機会になるので、アクティビティに参加することにより、友達を作りやすくなります。

その他のポイント

日本人スタッフの有無

語学学校に日本人スタッフが在籍している学校と、不在の学校があります。どちらが良いというわけでもありませんが、もし、自分でどんどん英語を使っていきたい方は、日本人スタッフがいない学校を選ぶのも良いかもしれません。英語でのコミュニケーションが不安な方は、日本人がいた方が安心です。

 

学校の雰囲気

学校の雰囲気は、その学校の生徒が決めると言っても過言ではありません。なので、真面目に勉強したい人が集まっている学校は、落ち着いた雰囲気ですし、オーストラリアライフを楽しみたい人が集まっている学校は、賑やかな雰囲気だったりします。

 

EOP(母国語禁止ルール)

EOPを設けいている学校もあります。EOPがあることにより、英語を話す機会が確実に増えます。授業以外でも英語を使うことによって、英語でのコミュニケーション能力が早く向上します。そして、EOPなら、日本人比率が多くても、英語学習に大きな影響はありません。

 

クラスの人数

オーストラリアの語学学校は、1クラス平均して10名〜18名で構成されています。日本のホリデーシーズンは留学生が増えるものの、1クラス20名弱の体制です。定期ごとにレベル確認テストがあり、クラスが変動します。クラスが変わるごとに新しいクラスメイトと出会う事ができるので、友達も増えます。

 

コースのスケジュール

オーストラリアでは、フルタイムコースとパートタイムコースに分かれています。

フルタイムコースとは…

1週間20時間以上の授業を提供してくれるコースです。月曜日から金曜日の5日間で、20時間以上の授業をやったり、学校によって、3日間で20時間の授業を提供する学校もあります。

パートタイムコースとは…

パートタイムコースとは、1週間15時間から20時間の授業を提供してくれるコースです。仕事で忙しくて時間がない方にはオススメです。

 

 モーニングスケジュールとイブニングスケジュール

モーニングスケジュールや、イブンニングスケジュールがある学校もあります。日中仕事をする方は、イブニングクラスに参加したり、自分に合ったライフスタイルでクラスを選ぶことが可能です。

 

学校の規模

小規模の学校はアットホームな環境で勉強することができます。静かに勉強したい方にオススメです。

大規模な学校だと、アクティビティが盛んに行われていたり、友達がたくさんできる機会が多いです。そして、オーストラリア全土にキャンパスがある語学学校は、キャンパス移動もする事が可能なので、いろいろなオーストラリアの都市に行ってみたい方にオススメです。

プロ留学カウンセラーMOROが動画で解説


【プロ留学カウンセラーMOROについて】

▶留学カウンセラー資格
・内閣府認証 NPO留学協会 海外留学アドバイザー認定資格保有【RCA:170018】
・オーストラリア政府公認 留学カウンセラーPIER認定資格保有【QEAC:O451】

▶プロフィール
Morrow World Inc. の創業者
26歳での留学をきっかけに英語を学び、海外で異なる文化や価値観に触れ生活することの楽しさを知る。
その後、海外の仕事経験を生かし留学事業で起業。年間の9割以上をシドニーやセブ島を拠点に海外で生活。
世界中の教育機関を視察し、自身の経験も踏まえて「失敗しない学校選び」並びに「成功する留学プラン」を提案し留学生を全力サポート中。

まとめ

オーストラリア留学・ワーホリで学校選びのポイントを紹介しました。自分の中でどの項目が優先順位が高いのかをしっかり決めることが大切です。

留学中後悔しないために、インターネットの情報だけではなく、留学エージェントに一度相談するのも一つの方法です。いつでもご連絡をお待ちしております。

あなたのオーストラリア留学・ワーホリが素敵なものとなるよう心より祈っております。

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