団体のラグビー留学や遠征には、日本ではできない数多くの新しい体験が待っています。
団体で挑戦するラグビー留学/遠征では、どこに時間とお金をかけるのかをチームごとに設定できます。
目的は団体の意図によってさまざま。
実際に何ができるのか解説するので、ぜひ参考にしてください。気になることがあればラグビー留学エージェントに相談してみましょう。
チーム遠征型ラグビー留学は、日本の中高大のラグビー部やクラブチーム、スクール、プロチームなどの所属選手とスタッフが海外で共にプレーします。学校ラグビー部は春休みや夏休みに留学/遠征するチームが一般的。
現地の外国人コーチに付きっきりで指導をしてもらえるパッケージも。コーチングスタッフの知識がアップデートできます。ただ、普段のチームスタイルと大きくずれてしまうと逆効果になってしまうこと。ラグビー留学/遠征の意図や目的を話し合うミーティングを現地の日本人スタッフと重ねます。
数回の練習を見てもらうだけのコーチング依頼をすることも可能なので、現状のチームに何が必要なのかをエージェントと相談をしながら決めましょう。
海外のプロラグビーの観戦や施設見学、語学学校や現地の学校での文化交流、大自然を満喫したアクティビティなどもご用意。
日本の強豪校の中には卒業旅行の位置付けで、海外遠征を行う学校も存在します。
春休みや夏休みを利用した国外ラグビー体験ツアー。
現地のクラブや学校ラグビー部の練習に参加したり、プロコーチや選手の特別レッスンを受講したり。自然環境を利用したアクティビティを通じてフィジカリティ向上も目指します。
語学学校で英語を学んだり、ホームステイ先で現地文化に触れたりすることも可能。余暇には観光地を訪れ、留学/遠征期間を満喫できます。
ご予算によって頻度は異なりますが、期間中に付きっきりで指導してもらうことも可能。練習でのスキル指導はもちろん、現地のチームとの試合に共に臨みます。戦術面でアドバイスをもらえば、すぐに実践。定着しやすく、日々進化するラグビーのアップデートには最高の環境です。
普段はチーム内で行うFWのセットプレーやBKのAT/DFなどの練習を海外のチーム相手に実施。
日本人にはないフィジカリティを持った選手が多く、自分たちの実力を試せます。
日本のチームと合同練習を組んだ場合、試したい戦術やキープレーヤーの動きなどの情報が今後対戦する可能性のある相手に漏れてしまう恐れがありますが、海外でその心配はありません。
外国人チームを相手に試合をすることができます。日本には長く、速く走れることが特徴のチームが多く、味方を生かすサインプレーなどを得意とするケースが多いと言えます。
海外選手は大きく強いフィジカリティからアタック・ディフェンスともに仕掛け、空いたスペースがあれば持ち前のハンドリングスキルを生かしてどんどんスペースに仕掛けてきます。
自由な発想とチャレンジできる環境で育った選手が多く、トライのパターンも豊富。
国際レベルで活躍できるチームづくりをするため、実際に外国人と体をぶつけ、高いフィジカリティとスキルを体感することはチームにとってプラスになり得ます。
日本チームが国際的に活躍するために必須となる外国人レフェリーとのコミュニケーションも貴重な体験です。
日本のプロチームや強豪校には外国人選手が多数在籍。英語ができて損はありません。
語学学校では特別授業を開講してもらうことも可能なので、希望テーマに沿った学習ができます。例えば「ラグビーで使う英語」など、選手に寄り添った内容もオファーできます。
日本の文化を現地の学生に紹介し、逆に現地の学生に異文化を紹介してもらうような授業をセッティングすることも条件次第では可能です。
1日にできるトレーニングや、期間中の練習回数は限られます。余った時間を無駄にせず、観光をしたり、現地の食事を楽しんだりすることも大切です。
日本の都心部では見られない壮大で綺麗な大自然や歴史ある名所を訪れることが、レッスンのモチベーションアップにもつながります。オンとオフは大切にしましょう。
仲間と一共に過ごす時間は一生の思い出になります。
なじみのない食文化に挑戦してみましょう。ラグビーが盛んなオーストラリアでは主食に芋を食べることが多く、ハンバーガーやピザ、パスタも良く目にします。高カロリーを気にせず楽しむこともリフレッシュの一つですが、パフォーマンスに影響を与えないように注意しましょう。
ベジタリアンやビーガン、グルテンフリーなど、食に対してこだわりがある人も多く、普段自分が口にする物を見直すことにもなります。
ホームステイやホテル泊、自然を満喫するキャラバンパークなど多くの選択肢があります。前半はホームステイ、後半はホテル泊など、期間中に宿泊先を転々とするパターンも可能です。
ホームステイでは現地の一般家庭に宿泊し、食事を共にします。
相互理解の絶好機。お土産に日本文化にまつわる物を持って行くと喜んでくれます。箸や団扇など簡単なもので構いません。使い方をレクチャーし、コミュニケーションに生かせます。
休日にはホームステイ先の家族に現地の観光地などに連れて行ってもらえます。
ホテルやキャラバンパークなどの宿泊施設に宿泊することも可能。ホテルは2〜3人部屋が多く、1人部屋にも対応できます。キャラバンパークではコテージやテントに泊まり、キャンプ等を通じて海外のライフスタイルを体験したり、チームビルディングを宿泊しながら行うこともできます。
ラグビーはもちろん、英語学習や異文化交流、観光や食事や宿泊、全ての海外での新たな経験を通して、チームと個人のレベルアップを目指しましょう！
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