フィリピンの気候と服装について

フィリピンと言えば南国の島国をイメージされる方も多いかと思いますが、実際にフィリピンの気候は一年を通じて大きな変化が少ない熱帯モンスーン気候に属します。そのため、平均気温は26~27℃で温暖で年間通して過ごしやすい環境になっています。
しかし、フィリピンは7,000以上もの島によって構成されています。そのため、各地域や島によって気温や雨量など、気候の特徴が異なります。例えば、標高が高く比較的涼しい地域や、雨季と乾季がはっきりと区別できる気候帯に属する場所もあります。

フィリピンの気候の特徴について

フィリピンの気候は地域によっても差はありますが年間を通じても温かい気温となっています。フィリピンの気候で忘れてはならないのが台風です。日本と同じく毎年多くの台風が上陸し、その被害に悩まされています。平均して1年に20もの台風が上陸していると言われています。留学時期を決める際には、なるべく台風の時期は避けるか、あらかじめしっかり準備して渡航しましょう。

気候帯 熱帯モンスーン気候
平均気温 26~27℃
季節 雨季と乾季
乾季 3~5月
雨季(台風シーズン) 6~11月(7~10月)

 

それでは、各地域に分けてフィリピンの気候についてご紹介します。

マニラ

首都マニラは6月~10月が雨季で、その期間中は月の半分程度が雨が降っています。ただ日本と違い、一日中降るのではなく一時的にまとまった激しい雨が降るのが特徴的です。加えてマニラは、台風の直撃を受けやすい地域としても有名です。ピークは9~10月です。

マニラの乾季は1月から5月で、雨は月に1〜2日降るかどうかです。

 平均最高/ 最低温度(℃) 降雨日数
 1月  30 / 24 1日
 2月  31 / 24 0日
 3月  32 / 25 0日
 4月  34 / 26 0日
 5月  33 / 27 6日
 6月  32 / 26 12日
 7月  31 / 26 15日
 8月  31 / 26 16日
 9  31 / 25 15日
 10  31 / 25 12日
 11  31 / 25 8日
 12  30 / 24 4日

 

セブ

リゾート地として人気のセブも乾季と雨季にある程度分かれており、雨季は一般に6月~12月頃ですが、時々30分くらの短時間のスコールが起こる程度で、それ以外の時間帯は、ほとんど晴天に恵まれています。また台風の被害も少ない地域です。2月から5月は乾季のピークで雨も少なく観光としてはベストシーズンになります。

 平均最高/ 最低温度(℃) 降雨日数
 1月  27 / 21 9日
 2月  28 / 22 6日
 3月  29 / 22 5日
 4月  30 / 23 2日
 5月  30 / 24 6日
 6月  30 / 23 10日
 7月  29 / 23 11日
 8月  30 / 23 9日
 9  30 / 23 8日
 10  29 / 23 11日
 11  29 / 22 9日
 12  28 / 22 10日

 

バギオ

バギオはマニラのあるルソン島にある都市で、標高1400メートルに位置しているため、一年の平均気温が他の都市より約8℃程度低く、冷涼で過ごしやすい地域です。暑さやじめじめとした気候が苦手という方にはお勧めの留学地と言えるでしょう。
12~1月の冷え込む時期には、10℃を切ることもあるため、厚手の上着が必要になることもあります。
山岳地帯にあるため雨季の雨量は多く、ほとんど毎日雨が降っています。この時期は湿度がとても高く日本と同じようなジメジメとした空気を感じます。またバギオという名前はタガログ語の「台風」に由来するように、台風の通り道としても有名です。

 平均最高/ 最低温度(℃) 降雨日数
 1月  23 / 13 0日
 2月  23 / 13 1日
 3月  24 / 14 2日
 4月  25 / 15 5日
 5月  24 / 16 14日
 6月   24 / 16 15日
 7月  23 / 16 18日
 8月  22/ 16 21日
 9  23 / 16 18日
 10  23 / 15 11日
 11  23 / 15 5日
 12  23 / 13 2日

 

クラーク

マニラから北西90kmの郊外にあるクラークは、気候が穏やかで年中暖かい地域です。バギオのように涼しくはありませんが、マニラほど暑くないため、住むには非常に快適な都市となっています。日本のような明確な季節の変化がなく、雨は乾季の間はほとんど降りません。

 平均最高/ 最低温度(℃) 降雨日数
 1月  30 / 21 1日
 2月 31 / 22 1日
 3月 33 / 22 2日
 4月  34 / 24 4日
 5月  34 / 25 10日
 6月  32 / 24 14日
 7月  31 / 24 18日
 8月  30 / 24 21日
 9  31 / 24 16日
 10  31 / 24 12日
 11  31 / 23 6日
 12  30 / 22 3日

フィリピンでの服装について

マニラ・クラーク・セブでの服装について

マニラ、クラーク、セブは、年間を通して22度〜30度超えくらいの気温になります。なので、基本的に日本の夏と同じような服装で大丈夫です。

【服装】

  • 半袖
  • ハーフパンツ
  • ビーチサンダル
  • 長袖
  • 長ズボン
  • サングラス
  • 帽子
  • 薄めの長袖シャツ、カーディガン、パーカー

普段は、半袖、ハーフパンツ、サンダルで過ごす方がほとんです。しかし、学校内や、ショッピングモールなどの室内は、クーラーが肌寒いくらいについているので、カーディガンや、長袖のシャツを持って行くことをオススメします。また、学校や、建物内には、ドレスコードが設けられている場所もあるので、キャミソールなどを着て行く際は、上から羽織れるものがあると便利です。外出する際は、日差しが強く、気温も高いので、外出する際は、帽子とサングラスも必須となります。また、雨季には突然雨が降ることがるので、外出時に折り畳み傘を持って行った方がいいかもしれません。

 

バギオでの服装について

バギオは高地にあることからフィリピンには珍しく冷涼で、人によっては半袖で過ごすには肌寒いかもしれません。日本の春か秋くらいの気候です。

【服装】

  • 半袖
  • 薄めのカーディガン
  • 七分袖
  • 長袖
  • 長ズボン
  • ジャケット、フリース、パーカー
  • 厚手の靴下、ストッキング(冷え性の方)

日中の服装は、半袖に薄いカーディガンを羽織るか、七分袖や長そでが丁度良いです。下は長ズボンが一般的です。朝晩はかなり冷え込みますので、ジャケットやフリース、パーカーが必須になります。ただし、雨が多い地域なのでカビが生えたり、お手入れが必要な革製品はあまりお勧めしません。また冷え性の方は、厚手の靴下やストッキングなどで対策を行ったり、さらにはユニクロのヒートテックやフリース、ウルトラライトダウンを持参すると重宝します。靴はサンダルの人もいますが、スニーカーの方が暖かくて雨が降った時でも過ごしやすいです。
雨の多いバギオではレインコートやポンチョ、折りたたみ傘があると大変便利です。

プロ留学カウンセラーMOROが動画で解説


【プロ留学カウンセラーMOROについて】

▶留学カウンセラー資格
・内閣府認証 NPO留学協会 海外留学アドバイザー認定資格保有【RCA:170018】
・オーストラリア政府公認 留学カウンセラーPIER認定資格保有【QEAC:O451】

▶プロフィール
Morrow World Inc. の創業者
26歳での留学をきっかけに英語を学び、海外で異なる文化や価値観に触れ生活することの楽しさを知る。
その後、海外の仕事経験を生かし留学事業で起業。年間の9割以上をシドニーやセブ島を拠点に海外で生活。
世界中の教育機関を視察し、自身の経験も踏まえて「失敗しない学校選び」並びに「成功する留学プラン」を提案し留学生を全力サポート中。

まとめ

基本的にどの都市も温暖な気候のため、いつ行っても半袖で過ごすことができます。ただし、地域や時期によっては朝晩冷えたり、ショッピングモールやホテル内はエアコンが効いてるため長そでは最低一枚は持っていくようにしましょう。また急なスコールに備えて折りたたみ傘を持っていくのもお勧めします。

フィリピンでは温暖で雨量が多い気候のおかげでバナナやマンゴーなどの南国フルーツがとても美味しく、値段もお手頃価格で売られています。それ以外にも、ドラゴンフルーツやカラマンシー、ランブータンなど日本では馴染みのないものも多く見かけます。せっかくの海外留学、この機会に是非フィリピンの美味しいフルーツにも挑戦してみてはいかがでしょうか。

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