フィリピン留学でお金を持っていく方法

フィリピン留学では、お金を分散して持っていくのが一番ベストな方法です。しかし、分散といっても、お金を持っていく方法が4パターンあります。

この記事では、4パターンのお金の持って行き方とそのメリット、フィリピン留学で実際にいくら現地でお金がかかるのかをご紹介します。

フィリピン留学でいくらあれば足りる?

フィリピンに到着したら、”現地支払い費用”というものを支払っていただきます。留学費用の中には、授業料、お部屋代、食費が含まれていますが、現地支払い費用とは、VISA代や、テキスト代、光熱費など現地で生活するのにかかる最低費用です。

現地支払い費用の目安

現地支払い費用は、学校によって異なります。なので、目安として参考にしてくだい。

・SSP申請費:6,800(約13,600円)
・テキスト代:約1,500ペソ(約3,000円)
・光熱費/水道代:約2,000ペソ/月(約4,000円)
・ACR-Iカード費:3,000ペソ(約6,000円)
・寮デポジット費:約3,000ペソ(約6,000円)
・ビザ延長費用:滞在期間による

【観光ビザ延長費用】2020年1月現在

滞在期間 延長費用
1ヶ月 無し
2ヶ月 P3,130
3ヶ月 P7,590
4ヶ月 P4,150
5ヶ月 P2,430
6ヶ月 P2,430
7ヶ月 P3,840
8ヶ月 P3,840
9ヶ月 P3,840

 

4週間(29日まで)留学する場合

6,800ペソ(約13,600円)SSPのみの取得

8週間(59日)留学する場合

9,930ペソ(約19,860円) SSP+観光ビザ延長1回

12週間(89日)留学する場合

20,520ペソ(約41,040円) SSP+観光ビザ延長2回+ACR-I-CARD

24週間(180日)留学する場合

29,530ペソ(約59,060円) SSP+観光ビザ延長5回+ACR-I-CARD

※上記のビザ代に加え、テキスト代、光熱費、寮デポジットをお支払いいただきます。
※上記の料金に変更が生じる場合もございます。事前にご確認ください。

 

1ヶ月間で必要なプライベート費用

プライベート費用は、留学生によって全く異なりますが、おおよその目安として、だいたい、1ヶ月のプラベート費用は3万円程度あれば十分です。

1ヶ月のプライベート費用の目安 対象者
2〜3万円 土日にショッピングするなど、普通に生活される方
5〜7万円 外食や、アクティビティを楽しみたい方
7万円〜 積極的にアクティビティに参加したり、観光も楽しみたい方

お金を持って行く方法①
現金

日本から日本円でフィリピンへ現金を持っていくのが、主流で多くの留学生に用いられる方法です。なぜかとういうと、日本円を現地でフィリピン通貨に両替した方が、日本で両替するより良いレートで両替できるからです。フィリピンのATMを使用しお金を引き出す際、手数料が400円から500円かかります。なので、日本円を持って渡航されるのが、余計な費用をかけずに通貨を交換することができます。

また、フィリピンに到着した翌日に、現地支払い費用というものを支払う必要があります。日本円しか持っていなくても、入学初日のオリエンテーションの際に、学校のスタッフと一緒に両替所にいくので、その時に両替することができるので心配はいりません。

しかし、現金で持っていくことで紛失や盗難のリスクが高くなるので、高額の金額の現金を持ってくのは控えた方がいいです。現地支払い費用額と、1ヶ月分の生活費用(約3万円)程度を現金で持って行き、足りなくなったら、ATMでキャッシングすることのをオススメします。もし、高額の金額を現金で持って行く場合は、きちんとスーツケースに鍵をかけて保管するか、学校によっては、貸金庫を設けている学校もあるので、そこへ預けるのも一つの方法です。

現金で持っていくことのメリット

・フィリピンには、至る所に両替所があるので、簡単に両替することができる
・良いレートで日本円をフィリピン通貨に両替することができる
・余計な手数料をかからない

現金で持っていくことのデメリット

・紛失・盗難のリスクが上がる
・24時間営業している両替所が少ない

 

注意

両替してもらう際、正規の金額からお金を抜かれる場合もあるので、フィリピン通貨をもらったら、その場できちんと金額があっているか必ず確認してください。

 

お金を持って行く方法②
クレジットカード(キャッシング機能)

キャッシング機能がついているクレジットカードは、海外のATMで現金を引き出すことができます。しかし、海外で使えるキャッシング機能付きクレジットカードは、限られているので事前に確認する必要があります。国際ブランドによって使えるATMがそれぞれ存在します。VISAカードなら「PLUS」で、JCBやMasterCardなら「CIRRUS」と、お手持ちのクレジットカードの表か裏面に表記されています。キャッシング機能がついているクレジットカードは、ATMで現金を引き下ろすことができますが、クレジットカードなので、使用した金額は翌月の支払いとして口座から引き落とされます。使いすぎが心配な方は、毎月使用できる限度額を設定することができます。

キャッシング機能付きクレジットカードを持っていくメリット

・24時間必要がある時にお金をおろすことができる
・限度額以内であれば、買い物、キャッシングすることができる

キャッシング機能付きクレジットカードを持っていくデメリット

・お金を使いすぎてしまう可能性がある
・現金を引き出す際、手数料がかかる

 

注意

海外のATMで使用できるカードには、VISAカードなら「PLUS」で、JCBやMasterCardなら「CIRRUS」と、お手持ちのクレジットカードの表か裏面に表記されています。キャッシング機能付きクレジットカードかどうか、出発前によく確認をお願いします。

 

お金を持って行く方法③
デビット付きキャッシュカード

デビットカードとは、カードでの支払いと同時にご自身の銀行口座から引き落としされる仕組みのカードです。銀行口座から現金を引き出さずに支払いができる利便性や、銀行口座の残高以上にお金を使いすぎる心配がない安心感などから人気が出てきています。

VISA、JCBのデビットカードは、クレジットカードと同じようにATMでお金を引き出すことができます。

ATMで現金を引き出す際は、Savingのボタンを押していただくと、口座の残高からお金を引き出すことができます。しかし、クレジットカードと違い、口座にある金額しか使うことができません。なので、口座に5万円あっても、6万円の買い物はできません。そのため、お金の使いすぎることを防ぐことができます。しかし、口座の残高がなくなってしまうと、お金を引き出すことができないので、残高を確認しながら使用していただく必要があります。

デビット付きキャッシュカードのメリット

・お金の使いすぎを防ぐ
・24時間好きな時にお金を引き出せる

デビット付きキャッシュカードのデメリット

・手数料がかかる
・口座額以上の買い物はできない
・手数料がかかる
・海外で使えないデビットカードがある

 

注意

J-Debtのデビットカードは、銀行カードがそのままデビットカードになっているので、海外では使用できません。事前によくご確認お願いします。

 

【VISAデビットカードを発行してる銀行一覧】
楽天銀行、 住信SBIネット、りそな銀行、 ソニー銀行、埼玉りそな銀行、スルガ銀行、イオン銀行、琉球銀行、 三菱UFJ銀行、あおぞら銀行、北國銀行、 ジャパンネット銀行、近畿大阪銀行、三井住友銀行

お金を持って行く方法④
キャッシュパスポート

キャッシュパスポートは、簡単に言うと日本のSuica、PASMOのような、チャージ型のカードです。カードにお金をチャージして、そのチャージ分の金額を使用することができます。

キャッシュパスポートのポイントは、新たに銀行口座を解説する必要もなく、万が一カードが盗難にあっても、銀行口座にある残高を全て盗まれるような心配はありません。なので、現金を持っていくのが不安な方、お子さんが留学にいかれる際などに、親御さんがお金の管理ができ、必要な時だけお小遣いをチャージすることができます。また、カードが届く際に、一緒にスペアのカードも一緒に同封されているので、紛失した場合でもスペアカードで代用することができます。

キャッシュパスポートのメリット

・新たに銀行口座を開設する必要なし
・盗難にあっても、銀行の残高は無事
・スペアカードももらえる
・お子さんを留学させる際に親御さんはお金の管理ができる
・キャッシュパスポートはMasterCard®加盟店の決済もご利用可能

キャッシュパスポートのデメリット

・カードにチャージされた金額しか使えない
・残高がなくなるたびチャージしないといけない

オススメの持って行き方

フィリピン留学で、一番いいお金の持って行き方は、分散して持っていくことです。今回、現金、クレジットカード、デビットカード、キャッシュパスポートの紹介をしました。ぞれぞれメリットもありますが、デメリットもあります。そのデメリットをカバーするためにも、一つの手段に限らず、2、3パターンの方法でお金を持って行くことをオススメします。

現金+自分の好みのカード

現金で、現地支払い費用と1ヶ月の生活費(約3万円)を持っていって、足りなくなったときのために、ATMでその都度お金を引き出す方法がフィリピン留学ではベストな方法です。

プロ留学カウンセラーMOROが動画で解説


【プロ留学カウンセラーMOROについて】

▶留学カウンセラー資格
・内閣府認証 NPO留学協会 海外留学アドバイザー認定資格保有【RCA:170018】
・オーストラリア政府公認 留学カウンセラーPIER認定資格保有【QEAC:O451】

▶プロフィール
Morrow World Inc. の創業者
26歳での留学をきっかけに英語を学び、海外で異なる文化や価値観に触れ生活することの楽しさを知る。
その後、海外の仕事経験を生かし留学事業で起業。年間の9割以上をシドニーやセブ島を拠点に海外で生活。
世界中の教育機関を視察し、自身の経験も踏まえて「失敗しない学校選び」並びに「成功する留学プラン」を提案し留学生を全力サポート中。

最後に

フィリピン留学でお金の持って行き方のパターンをいくつかご紹介しました。お金の持って行き方は、一つの方法に限らず、分散して持っていくことで、安心にお金管理をすることができます。
日本に限らず、いつどこでトラブルが起こるかわかりません。なので、もしものためにも、プランBがあった方がすぐ対応することができます。

これから、フィリピン留学へいかれる方のお役に立てれば幸いです。

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