フィリピン留学の学校の選び方

フィリピン留学を成功させるポイントは学校選びです。フィリピンには、いろいろな特色の学校があります。口コミで評判がいいという理由で学校を決めしまうと、自分の学習スタイルに合わず、勉強に集中できない…なんて可能性もございます。しかし、残念ながら全員の方に合う学校はありません。なので、どのような学校、コース、勉強環境が自分にあっているのかをしっかり考えることが大切です。

この記事では、フィリピン留学を失敗させないために、学校選びの基準となる10個のポイントをご紹介させていただきます。

学校の選びの10個のポイント
1.  地域

フィリピン留学でも代表的な地域は、セブ島、バギオ、クラークです。

セブ島の特徴は、綺麗な海があります。休日はリゾートを満喫したい方などにオススメです。また、セブには様々な特色の学校があるので、セブで勉強したい方は比較的、学校やコースを選択肢が多いです。

バギオは、避暑地と言われています。気候はとても過ごしやすく、夜は肌寒いくなるくらいまで気温が下がります。なので、暑い気候が苦手な方にオススメの都市です。また、バギオにある学校は、スパルタ校と呼ばれる、いわゆる厳し目の学校が多い傾向があります。

クラークは、マニラ空港から、約2時間のところにあります。元々、米軍基地があった土地で治安も安定しています。クラークには、アメリカ人や、リタイアした欧米圏の方が多く住んでいるので、ネイティブの講師がいる学校が多いです。

 

学校の選びの10個のポイント
2. 費用

フィリピン留学の1ヶ月のおおよその費用は10万円から20万円です。選択するコースや滞在されるお部屋タイプによって金額が異なります。4人部屋や6人部屋などのお部屋タイプですと、比較的費用を抑えることができます。また。1人部屋や外部ホテル寮、コンドミニアムなどのお部屋タイプは、滞在費用が高く設定されています。

そして、留学費用が安い学校は、食事や設備が少し劣っているなど、金額によって、質が変わってきます。金額によって、食事や設備の質が変わるとご説明させていただいたのですが、決して授業の質が下がるということではございません。なので、必ずしも、高い学校の方がいい!とは一概には言えません。ご自身の留学費用の範囲内で最も自分にあう学校をお選びいただくのがいい方法だと思います。

 

学校の選びの10個のポイント
3. 設備環境

学校の設備環境は、ホテルリゾートのような建物から、年季が入っている建物まで様々です。施設、設備面をあまり気にせず、ある程度日本人が留学しても生活できるくらいで大丈夫という方なら、そこまで設備環境は重要視しなくて大丈夫です。しかし、中にはできるだけ綺麗な部屋がいいと思う方も多いかと思います。そのような方は、学校や寮の施設の綺麗さを重視するもの一つの方法です。

施設の築年数や、綺麗さには差がありますが、基本的にどの部屋にもエアコンがついているので、そういった心配はしなくていいかと思います。また、設備の綺麗さだけではなく、週に何回ハウスクリーニングサービス、ランドリーサービスがあるのか、それが無料なのか有料なのかも確認するのも学校選びの基準になります。

 

学校の選びの10個のポイント
4. 学校スタイル

フィリピンにある語学学校は、スパルタ、セミスパルタ 、自由型の3つの種類に分かれています。それぞれ特徴があり、学校の規則の厳しさによって、学校のタイプが分かれています。

スパルタの学校は、基本的に平日の外出が禁止です。また、平日の朝に単語テストがあったり、授業後にグループ授業や、義務自習があったり、1日のスケジュールがしっかりと組まれています。

セミスパルタの学校は、平日外出することが可能ですが、門限があります。また、セミスパルタの学校の中でも、単語テストが行われる学校もありますが、基本的に平日も外出することができるのが、セミスパルタ校の特徴です。

自由型の学校は、基本的に平日も門限がありません。そして、単語テストも義務自習もありません。授業後、勉強したい方はして、外出したいしたい人は外出するできるといった校則が優しい学校です。自分のスタイルで勉強できるが大きなメリットですが、自己管理ができるかどうかがポイントになってきます。

 

学校の選びの10個のポイント
5. コースカリキュラム

1日の平均の授業のコマ数は8コマです。自分が1日にどれくらい勉強したいかによってカリキュラムを選ぶのが大切です。また、自分の行きたい学校に、勉強したいコースがあるのかもポイントになってきます。マンツーマンクラスは、3コマから10コマがあり、自分でマンツーマンが何コマ必要なのかを決めることができます。

しかし、マンツーマン多いければ良いというわけではありません。マンツーマンの授業が多いと1日のスケジュールが忙しく予習復習の時間が確保するのが難しいといったデメリットもございます。なので、自分が1日にどのくらいのマンツーマン授業がいいのかを考える必要もあります。

そして、フィリピンの語学学校は、開講されているコースも豊富で、一般英語コース、テスト対策コース、ワーキングホリデー準備コース、フィットネスコース、医療英語コースなど、様々なコースが開講されています。英語学習したい方の中でも、スピーキングを伸ばしたい方は、一般英語コースがオススメです。将来のために英語のハイスコアを取りたい方は、テスト対策コースを選択されるのがベストです。自分はどのような英語を学びたいかも学校選びの大切なポイントです。

 

学校の選びの10個のポイント
6. 学校資本

フィリピンにある語学学校は、主に日本資本と韓国資本の学校になります。そして、それぞれ特徴が違います。

【日本資本の学校の特徴】

  • 日本人スタッフが在籍
  • 日本人の口に合うような食事の提供
  • 国籍は日本人が多め
  • 日本人が喜びそうなサポートが充実

日本人が喜びそうなサポートとは、例えば、フィリピンで体調が悪くなった時など、日本人スタッフが一緒に病院まで付き添ってくれる場合もあります。(※学校によって異なります。)

【韓国資本の学校の特徴】

  • 食事は韓国人の口似合いそうな食事の提供
  • 日本人比率は若干少なめ
  • スパルタやセミスパルタなど厳し目の学校が多い

なぜ、韓国資本の学校は、厳し目の学校が多いかというと、韓国は競争社会なので、就職するのに英語力は必須となります。なので、親御さんもお子さんを厳し目な学校に送って、しっかり英語を身につけて帰ってきくることを求めているからです。

最近では、韓国資本の学校でも日本人スタッフが在籍しているところも多いので、ご確認くださいませ。

 

学校の選びの10個のポイント
7. 国籍比率

学校によって、国籍比率は違います。”留学”と聞くと、いろんな国籍の人と出会って、いろいろな国の人と友達になれると思っている方もいらっしゃるかと思いますが、フィリピン留学は、国籍が偏っています。それは、フィリピン留学のデメリットかもしれません。
実際に、フィリピン留学に来られる国籍の過半数は、日本、韓国、台湾です。しかし、最近では、タイ、ロシア、ベトナム、サウジアラビアなどから留学される方もいます。

フィリピン留学においては、日本人比率が多いからと言って、英語が伸びないというわけではありません。基本的に日中に授業はずっと英語漬けになっていますし、夜の時間に日本語でお話したところで英語学習の妨げにはならないと思います。それよりも、しっかり1日8コマの授業を集中して取り組んだほうが、英語力が伸びると言われています。

もし、国籍比率を気にするようであれば、日本人の比率が少なめで、多国籍の人が集まる学校をお選びいただくのをオススメします。なぜなら、もし、”日本人が少ない”だけをフォーカスした場合、残りの95%の学生が韓国人の場合もございます。そうなると、至る所で韓国語が聞こえてきて、英語を勉強する気になりません。なので、日本人だけではなく、国籍バランスが取れた学校をお選びいただいたほうがいいです。

 

学校の選びの10個のポイント
8. 食事

食事は、お弁当のようなプレートになっている食事と、毎食20種類くらい並ぶビュッフェスタイルがあります。最近では、ビュッフェスタイルの学校も増えつつあります。

好き嫌いが多い方や、食事に気を使う方は、ビュッフェスタイルの方がいいかもしれません。
また、プレートタイプを好まれる方もいらっしゃるので、自分はどちらがいいかをお考えください。また、学校資本の国によって、食事の傾向が変わってきます。しかし、最近では、韓国資本の学校だから、毎日韓国料理が提供されるわけではなくなってきました。なので、韓国資本の学校だから、日本食が一切提供されないといったような心配はなさそうです。

 

学校の選びの10個のポイント
9. 日本人スタッフの有無

最近では、フィリピンにある主要校では、日本人スタッフが在籍するようになりました。なので、比較的安心して留学できます。また、学校によっては、体調不良の場合は、日本人のスタッフが付き添ってくれるなどの手厚いサポートもしてくれる学校もあります。

まだ、英語でやり取りする自身がない方は、日本人スタッフがいた方が安心できます。また、日本人スタッフがいない環境にチャレンジしたい方は、日本人スタッフがいない学校をお選びいただくことも可能です。日本人スタッフのサポートが必要、必要ないを学校選びのポイントにしてみてください。

 

学校の選びの10個のポイント
10. 学校規模

フィリピンの語学学校の規模は様々で、2〜4名の小規模学校から、300名を超える大規模の学校まであります。
いろんな人と出会って、様々なアクティビティに参加したいなという方は大規模な学校がいいかもしれません。大規模の学校ではなく、ある程度大きめで、数ヶ月留学すれば、全校生徒と顔見知りになって友達に慣れる規模の学校がいい方は、学生人数が常時100名くらいの中規模の学校がいいかもしれません。

また、講師や学校のマネージャーさんとの距離も近くてアットホームな環境で勉強したい方は小規模な学校をオススメします。なので、学校の規模も学校選びのポイントの一つになるのではないかと思います。

プロ留学カウンセラーMOROが動画で解説


【プロ留学カウンセラーMOROについて】

▶留学カウンセラー資格
・内閣府認証 NPO留学協会 海外留学アドバイザー認定資格保有【RCA:170018】
・オーストラリア政府公認 留学カウンセラーPIER認定資格保有【QEAC:O451】

▶プロフィール
Morrow World Inc. の創業者
26歳での留学をきっかけに英語を学び、海外で異なる文化や価値観に触れ生活することの楽しさを知る。
その後、海外の仕事経験を生かし留学事業で起業。年間の9割以上をシドニーやセブ島を拠点に海外で生活。
世界中の教育機関を視察し、自身の経験も踏まえて「失敗しない学校選び」並びに「成功する留学プラン」を提案し留学生を全力サポート中。

最後に

フィリピンの語学学校では、様々な特徴の学校がありますが、全ての人にマッチする学校はありません。この記事では10個の学校選びのポイントをご紹介させていただきました。自分はどれが優先順位が高いのかを決めることがフィリピン留学の成功につながります。

おそらく、自分で決めるのが難しい方もいらっしゃるかと思います。そのような方は、プロのアドバイスを受けるのも一つの手段です。私たちは、長い間フィリピン留学のカウンセリングをさせていただいておりますので、まずは、ご自身の希望を相談していただけますと、私たちからもご自身の希望に最も近い学校をご提案させていただくことができます。

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