フィリピンの生活情報

知ってる?フィリピンの国旗と歴史

 

みなさんは国旗に込められた意味をご存知ですか?ふだんあまり気にすることは無いかもしれません。今回はあまり知られざるフィリピンの国旗とフィリピンの歴史についてご紹介したいと思います。

フィリピンは7000以上の島からなる国です。世界有数のリゾート地でもあり、美しい海でのマリンスポーツなどが人気で世界中から観光客が訪れています。

フィリピンの首都マニラがあるのがルソン島です。フィリピンは1946年に独立。住民はビザヤ族、タガログ族の他にも数十種類以上の人々が暮らしています。英語以外の現地の言語も八十数種以上あります。

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フィリピン国旗

フィリピン国旗誕生と意味

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現在の国旗の原型が生まれたのは1897年。発案者はエミリオ・アギナルドです。翌年に独立宣言を行い、フィリピンの初代大統領となった人物です。

フィリピン国旗は4つの色で出来た国旗です。
白は平等友愛
青は平和真実正義
赤は勇気愛国心を象徴しています。

黄色い太陽は自由を意味しています。
3つの星はフィリピンの主な島であるルソン島・ミンダナオ島・ヴィサヤ諸島を象徴しています。太陽から伸びている8本の光の線は、フィリピン独立革命のとき、最初に武器を取ったルソン島所在の8州を表しています。(パンパンガ州、ブラカン州、リサール州、カビテ州、バタンガス州、ラグナ州、タルラック州、ケソン州)

国旗が逆さまになる?!

フィリピンが戦争の時には天地を逆にして赤色を上に。「勇気」「愛国心」を強調するそうです。他の国ではあまり見られない特徴です。ある日いきなり国旗が逆さまだったらとてもびっくりするでしょうね。

幸いなことに、近年逆さまになったことはありません。

フィリピンの国旗はキューバと似ている?

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これは19世紀までフィリピンとキューバがどちらもスペインの植民地だったからです。1898年の「フィリピン独立革命」は、キューバの独立運動の影響も受けています。また今でもスペイン文化の影響をフィリピンのいろんな所で見ることができます。

フィリピン苦難の歴史と国旗

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実は今の国旗は米比戦争中(アメリカ対フィリピン)の1907年より、フィリピン第一共和国が崩壊しアメリカ合衆国に占領された後、1919年まで掲揚が禁止されていました。

スペインに占領されていたのになぜアメリカに占領されたのか?
16世紀後半以降、フィリピンはスペインの植民地として支配されていました。19世紀後半に植民地統治の改革を目指す運動から後のフィリピン独立革命へと発展しました。

残念ながら第一の革命運動は敗北してしまいます。さらにその後1898年、米西戦争に第二の革命が起こります。フィリピンに駐留するスペイン軍を倒すために、アメリカ軍がフィリピン軍の手助けを求めました。

アメリカはフィリピンに「スペイン軍と戦うのを手伝って!アメリカが勝利したらフィリピンの独立を認めるし助けるよ!」と約束します。

その後アメリカはフィリピンの手助けもありスペインとの戦争に見事勝ちます。
しかしなんとアメリカはすぐに約束を破りました。スペインとの講和条約
によりフィリピンの領有権を獲得したアメリカはフィリピンの独立を否定しました。

せっかく戦ってスペインから解放されたと思ったら、今度はそのままアメリカに占領されてしまったのです。ひどい話ですよね。その後フィリピンとアメリカ間の戦争になり、米比戦争が開戦されます。

フィリピン人たちはゲリラ戦でねばり強く抵抗しましたが敗北してしまいます。そしてアメリカのフィリピン植民地支配が開始されました。

フィリピンはその後も世界大戦に巻き込まれます。1942年の日本軍が侵攻し占領します。そのためフィリピンの完全独立は第二次世界大戦が終了する、1946年まで待たなくていけませんでした。

最後に

さていかがでしたか?フィリピンの国旗と歴史にまつわるお話でした。フィリピンはこのような歴史の上にもめげず、今も目覚ましい発展をし続けています。

これでフィリピンに少しでも興味を持っていただけたら幸いです。

この記事を書いた人

Taro

留学カウンセラー

念願の海外生活第一歩として、フィジーへ留学。 そのままオーストラリアに流れ着きギリホリ(年齢ぎりぎりのワーキングホリデー)開始。 その後メディア会社、レストラン、ドライバーなどの仕事を経て、現在は今までの経験を生かし留学サポートスタッフを担当 現地のリアルな情報を発信していきます

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CIA マクタンキャンパス

シーアイエー マクタンキャンパス

CIAのマクタンキャンパスは2022年に新しくオープンしたフィリピン留学トップクラスの設備と勉強環境を整えたハイレベルな学校です。カリキュラムはCIAの長い歴史で培ってきた基礎から上級レベルの英語まで網羅した質の高いカリキュラムを提供する歴史ある学校です。多国籍な環境で、イングリッシュオンリーポリーシー(EOP)を採用しています。基礎英語からTOEICやIELTSのテスト対策、ワーキングホリデー対策など幅広いコース選択ができる他、多彩なアクティビティーもあり学生満足度の高い学校です。

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GLC(Global Language Cebu)

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GLC(Global Language Cebu)は2012年に開校したIDEA CEBUがリニューアルし学校名も新たに誕生した学校です。2022年12月に正式にオープンし、定員400名の大規模校で非常に人気のある語学学校です。また出発までにオンラインレッスンが無料で受けられるのも特徴です。 生活環境は日本人に受け入れられやすい日本資本の学校でありながら、アジア・ヨーロッパ・南米など多くの国籍の生徒が在籍しています。GLCはその学校名の通り、語学を学ぶだけにとどまらず、フィリピンで英語を学び、グローバルな社会へ挑戦してほしいという意味も込められています。 ワールドクラスの語学学校として、国籍も年齢も問わず、小さなお子様からシニアまで老若男女に受け入れらる学校を目指し、集中できる留学環境とレッスン内容を作り続けています。

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CPI(Cebu Pelis Institute)

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フィリピントップクラスの設備と環境で、基礎からテスト対策まで充実したコースを展開する平日外出禁止のセミスパルタ校です。 実践的な英語を学ぶカリキュラムで、より使える英語力の習得を目指します。20種類以上の食材を揃えるビュッフェスタイルの食事など、ホテルレベルの質の高いサービスと環境を提供しており、整った生活環境で安心して学習できます。

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2017年にオープンした新キャンパスで短期から長期、ジュニアからシニアまで幅広いニーズに対応したカリキュラムが魅力の語学学校です。2002年にESLセンター発足に携わった経営陣によって運営され、スパルタプログラムを開発した先駆的な学校でもあります。仏韓共同資本で、フランス人が代表を務めるフィリピンでは珍しい学校です。

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パインスインターナショナルアカデミー(メインキャンパス)は開校18年以上の歴史を持ち、そしてスパルタカリキュラムを初めて取り入れたパイオニアとしても知られています。短期で本気で集中して勉強したいという方におすすめです!

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Baguio JIC

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Baguio JICは、学校内及び併設でスーパーマーケットとカフェがあり、学校内で非常に便利で快適な学習環境が整っています。独自開発の教材とそれに合わせて一般英語はもちろん、スピーキングやIELTS、ワーホリ対策コースなど充実したコースがあるのが特徴の学校です。

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15年に渡りESL教育を行ってきたBECIは、バギオでも歴史と定評のある語学学校です。ESL講師のトレーニング組織TESLAと提携しており、設立当初からベテランの教師陣による質の高い教育を提供しています。 BECI The CAFEは、快適に生活を送ることのできる環境が整っている語学学校です。小規模な学校のため、すべての生徒同士が授業やアクティビティーを通して親密になるチャンスが豊富です。 落ち着いた静かな環境の中で、リラックスしながら一歩一歩確実に英語力を高めたい方、発音を基礎から学びたい方 、トラベル英語を学びたい方など幅広い目的に対応できる学習環境が整っています。

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2023年11月より、PINESチャピスキャンパスは「PINES IELTSキャンパス」に名前を変え、IELTS対策専門のキャンパスとなりました。 旧チャピスキャンパスは上級者専用で、Level 6~10の生徒のみ入学可能でしたが、現在は英語レベルを問わずIELTS対策コースを学べる様になりました。以前は徹底した厳しいEOP(イングリッシュオンリーポリシー)ルールを敷いていましたが、現在は初心者でも学びやすい様になっています。    

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HELP Clark校は、初中級者向けのキャンパスです。セミスパルタ教育を採用しており、「厳しすぎない・緩すぎない」をモットーにしています。校内に娯楽施設が整っている上、治安の良いクラーク経済特区に立地しており、安心して生活を送ることができます。

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3千坪という広大な敷地にあるEG Academyは、2013年に新築オープンした学校です。国籍の多様性を重視しており、台湾、中国、ロシアなど様々な国の学生と学ぶ環境が整っています。E-ELSと呼ばれる独自の学習法を用いて、「効率的な学習」を目指した授業内容となっています。学校周辺には学校の運営するショッピングビルとゴルフ場があり、授業以外のアクティビティも気軽に楽しめることが魅力です。

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We Academyは、2003年にフィリピンのイロイロ市に設立され、17年以上の歴史を持つ、フィリピンの英語専門の語学学校です。学費が安いことで有名ですが、経験と実力を兼ね備えた講師陣の教育水準は最高の満足度を誇っています。新しい施設と安い学費、質の高い講師陣たちが学校の最高の強みです。

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