「あー、これもって来ればよかった」
「これはわざわざ持ってくる必要なかったな」
ワーキングホリデーのような海外長期滞在には荷物の悩みがつきものです。
もしかして「持っていけば安心!」とばかりに、なんでもスーツケースに入れようとしていませんか?!
現地に着いたらまったく使わなかったアイテムがあるのはよくある話。眠ったままのアイテムがスーツケースに占領されるのはナンセンスです!
そんなことにならないために、今回の記事では本当に必要な持ち物だけを具体的な持参数と合わせて一挙ご紹介します。ワーホリ前のチェックリストとして参考にしてください!
言わずもがなの『パスポート』です。忘れる方はいないと思いますが。期限はかならず確認してください。最低でも1か月前にはチェックしておきましょう。有事の事態に備えて、顔写真のページをコピーして持参すると更に安心です。
現在はEチケットが主流のため、紙で印刷することも少なくなりましたが、空港で慌てないためにも、Eチケットをすぐに出せる準備はしておきたいところ。念のため印刷して持参すればスムーズです。
申請したビザは必ず印刷して持参しましょう。発行に時間がかかる場合もありますので、3か月前には手続きしておきましょう。
持ち物、という表現が適切ではないかもしれませんが、カナダのワーホリに必須なのが医療保険。医療保険加入が、ビザの申請条件に入っているためです。クレジットカードの付帯だと期間を設けている事も多いので、1年以上の長期滞在の場合、別途保険加入がマスト。
格安保険などもありますので、実際に何かあった場合のフローなど、手順の分かるものが手元にあると安心です。
スマホは日本で使っているものを持っていくのが今の主流。カナダは変圧器なしで電化製品が使えるものがほとんどなため、充電器も日本で使っているものをそのまま持っていくことができます。長期滞在のワーホリなら、日本でのキャリアを解約するのがベターです。SIMの入れ替えは必須なので、SIMロック解除されていないスマホをお持ちであれば、SIMフリー端末を準備しましょう。
SIMはカナダの空港でも売っているため、現地調達でも事前に日本から持っていっても問題はありません。いきなり現地で購入して使うのはちょっとハードルが高い!という場合であれば、日本で準備するのが無難(現地に着いてすぐ使えます)。amazonなどでも購入できますし、バンクーバーにある携帯電話の会社『けーたい屋』『PhoneBox』なら、日本語で対応も可能、日本にいる間に受け取ることもできます。
スマホだけでもインターネット環境は用意できますが、パソコンやタブレットがあると、語学学校に通う場合や、現地でオンライン系の仕事をしたりする場合に利便性と操作性の上でとっても便利。是非どちらかを持っていくことをオススメします。できることの幅も広がります。
スマホやパソコンがあるなら、電子辞書はいらないのでは?と思われるかもしれませんが、まだまだ電子辞書は英語学習におけるスタンダード。PCやスマホが持ち込みできない学校もありますので、電子辞書はオススメです。学校に通わない場合や、コミュニケーションに重点を置く留学スタイルの場合はスマホやPCがあれば充分ですので、ご自身のケースに合わせて決めましょう。
常備薬は日本から持参しましょう。現地に薬はありますが、効果が強いものや、アレルギーがある場合に成分表を読んでも分かりづらい場合があります。間違いないのは飲みなれた薬を日本から持っていくことです。
頭痛薬・胃腸薬は持っていくと安心です。普段問題なくても、環境が変わることで頭痛が起きたり、脂っぽい食事が多く胃腸が悪くなるケースがあるからです。カナダへの持ち込みも問題はありません。
基礎化粧品は最低限日本から持参しましょう。肌質がアジアと北米では異なることもあるため、特に敏感肌の方は日本から持っていくものを使うのがベターです。日本より乾燥していますので、保湿力のある化粧水や乳液を選びましょう。
現地の基礎化粧品を試すのも楽しいので、敏感肌でなければ1か月分程度あればよいでしょう。
基礎化粧品同様、最低限日本から持っていきましょう。メイク用品は海外ブランドが安く購入できるというメリットがあります。有名なのはM.A.C。M.A.Cはカナダのブランドなので、是非一度足を運んでみてほしいところ。オーガニック化粧品も安く購入できるので、オーガニックスーパーやドラッグストアに行ったときは探してみると楽しいですよ。
生理用品は1周期分だけ持参して、残りは現地で調達しましょう。使い慣れたものを持って行った方がよいのでは?と思うかもしれませんが、ナプキンの場合だとスーツケースの中でかなりかさばります。日本製より多少は劣る印象はありますが、問題なく使えるという方が多いので、生理用品は現地で購入がベター。日系スーパーで日本の生理用品を買うことも可能です。
コンタクト用品は最低限の分を持参して、あとは現地調達でOK。1年分も持っていく必要はありません。オンラインストアであれば、処方箋も不要で簡単に購入できます。洗浄液も簡単に手に入りますので、安心してください。
1週間分あれば大丈夫!とよく見かけますが、これはステイ先に依存します。ホームステイやシェアハウスでの洗濯ルールを事前に確認できればベスト!なぜなら「洗濯は週に1回まで」とルールが決められているところが少なくないからです。洗濯が週に2回できる環境であれば、5日分程度でも大丈夫です。
冬場のヒートテックは欠かせませんので、日本から持参しましょう。
トロントでもバンクーバーでも、カナダの室内はセントラルヒーティングが主流。室内は基本暖かいと思って大丈夫です。寒さ対策のための室内用のフリースや厚手の靴下などは不要です。いつも着ているナイトウェアを1セット持っていきましょう。
出発時期のものを多めに持って行き、季節が変わったら現地で購入するのが一番のオススメです。数は、インナー・下着同様、ステイ先の洗濯機環境に依存します。5日分~1週間分を持参すればOKです。気になるようでしたらコインランドリーを使用することもできますので、なるべく少ない量を持っていくのがよいでしょう。
フォーマルウェア?と思われるかもしれませんが、カナダでは日本と違ってパーティーに招かれることも少なくありません。基本は現地で購入する前提で問題ありませんが、知識として、フォーマルウェアが必要な場面があることを頭の片隅に置いておきましょう。
出発当日はスニーカーを履いていきましょう。それ以外のスニーカーは持参せず、現地購入がオススメ!化粧品同様、海外スニーカーは海外で買った方が確実にお得だからです。
女性ならぺたんこのパンプスが1つあると何かと安心。少しフォーマルな場でも使用でき、コーディネートのバリエーションにもなります。もちろん現地でも購入できるのですが、サイズやフィット感などを考えると、一足持参するのがオススメです。
カナダの冬は寒いので、冬の時期の出発でしたら着用の上渡航してください。もし渡航が夏の時期であれば、持参は不要。冬が厳しい国なので、安くて暖かいダウンは現地にたくさんあります。もし持参するのであれば、コンパクトになるウルトラライトダウンなどがオススメです。
ホームステイ・シェアハウスいずれの場合もお土産用のお菓子を持っていくと喜ばれます。日本のお菓子はどれも美味しいので、スーパーに売っているようなちょっとしたお菓子の詰め合わせでも大丈夫。種類によっては現地の日系スーパーで購入できますが値段が高いのと、到着後すぐに使うので日本から持参するのがよいでしょう。
こんなのいるのかな?と思われるかもしれませんが、インスタント日本食は絶対にオススメ。最初は問題なくても、しばらくすると段々と肉料理の脂っこさに疲れて、日本食が恋しくなる時期がやってきます。
お米は普通のスーパーでも手に入りますが、お米を炊く環境がない場合や、すぐに食べたい場合も考慮してパックご飯を少し持っていくと安心です。ホームステイやシェアハウスのステイ先にライスクッカー(炊飯器)がある場合もあるので、事前に聞いておくとよいでしょう。
最初から自炊するのであれば日本からの持参をオススメします。現地の日系スーパーで購入できますが、値段が高かったり、安いものだと薄味なことも。日本と同じ環境で食事をしたい方は持参しましょう。醤油・みりん・味噌・ソース・ごま油はあると安心なアイテムです。
現地の食事環境で問題ない!という方も、コンビニで売っているサイズ感の醤油だけは持っていくと何かと安心です。
予め日本で1~2万円程度両替して持っていきましょう。カードトラブルやチップなど、現地で現金が必要になるケースがあります。
レートの安い銀行で現地両替することもできますので、あまり多くを両替する必要はありません。カナダはクレジットカードが主流ですので、現金を使う場面はそんなに多くないと思って大丈夫。
日本に戻るときや話のネタにも使えますので、日本円も、1万円程度は残しておきましょう。
カナダはクレジットカードが主流ですので、必ず持っていきましょう。カードブランドはVISAのシェアが一番。VISAはマストで持っていきましょう。VISAが使えないお店やカードトラブルなどを考慮して、次にシェアの多いMastercardの2枚を持っていくようにすれば盤石です。
入国をスムーズにするため、1か月以内に発行されたカナダドル表記の銀行の残高証明書を持っていきましょう。最低20万円あればOKです。日本の銀行で「カナダドル表記で残高証明をください」と伝えれば発行できます。
現地でも購入できる洗濯ネットですが、日本製より壊れやすいため、日本から持参しましょう。100均で購入したもので充分です。女性の下着類は洗濯時は必ず洗濯ネットに入れましょう。
ホームステイやシェアハウスにはタオルの用意がないため、日本から持っていきましょう。ただしかさばるので、足りない分は現地で足すくらいの数量にしましょう。
ブラシは使い慣れたものを日本から持っていきましょう。ワックスはコンビニで売っているような小さいサイズで充分です。シャンプー・リンスなどの液体は重くなる要因になりますので、どうしてもこれ!というものがなければ現地調達した方が無難です。
カナダの筆記具は日本のものより作りが雑な場合もあるため、最低限の筆記具は持っていきましょう。機内でも、語学学校に通う場合も必要になります。
現地でのコミュニケーションや語学学校の学習に力を入れればおのずと英語力はアップしていきます。そのため、あえて日本語で書かれた英語の参考書は不要だと思ってよいでしょう。
かさばって重い&案外現地で読まないという声の多い「本」。現地で語学を習得するなら、現地の雑誌を読んだ方が勉強になります。
どうしても読みたい!という読書家の方はKindleなどの電子書籍がオススメです。機内での時間を読書に充てたい方は、文庫本程度のサイズにしましょう。
地図も現地で手に入れられるのと、場所はスマホで調べられるので、持参しなくても不便はありません。
サイズが大きいので日本から持参した方がよい、という声もありますが、カナダのハブラシでも問題ありません。確かにサイズは大きいのですが、慣れれば気にならないからです。どうしても気になる場合は子供用を購入するという裏技も。歯ブラシ・歯磨き共にドラッグストアで安価に購入できます。
カナダでワーホリする場合の持ち物ポイントは以下の3つ。
・必須アイテムは3か月前くらいから余裕をもって準備する
・カナダで購入した方が安いもの、かさばるものは日本から持っていかない
・ステイ先の環境を事前にリサーチしておく
長期の滞在は荷物が多くなりがちなので、いかに荷物を減らし、かつ現地で安く購入できるかがポイントになります。今は様々な情報がインターネットで手に入りますので「これって現地でも買えるかな?」と気になったアイテムは事前にできる限り調べておきましょう!
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