カナダのシェアハウスってどうなの?費用や探し方、注意点まで詳しく解説!

カナダ留学のステイ先で根強い人気を誇るシェアハウス。

実際のところ、シェアハウスってどうなの?ホームステイとどう違うの?と思う方も多いと思います。なぜこんなにもカナダのシェアハウスは人気があるのでしょうか。

ホームステイと比べると費用が断然安く自由に行動できる時間が増え、英語力アップも期待できると言われますが、果たしてそれは本当なのでしょうか?

今回の記事では、カナダでのシェアハウスを選択するメリット・デメリットを、ホームステイとの違いを含めてご紹介。リアルな費用感や、探し方、契約の流れと注意すべき点まで、カナダのシェアハウスについて徹底解説!シェアハウスかホームステイで悩んでいる方、最初からシェアハウスを検討中の方までぜひ参考にしてくださいね。

カナダでシェアハウスに住むメリット・デメリット

メリットいっぱいのように思えるシェアハウス。もちろん、住むことで得られるメリットはたくさんありますが、半面、シェアハウスに住むデメリットも確実に存在します。メリットデメリット、両方を理解したうえでシェアハウスを検討してくださいね。

メリット1『自由度が高い!』

シェアハウスのメリットは、ホームステイに比べて自由を謳歌することができる点ではないでしょうか。ホームステイだと、帰宅の時間をホストファミリーに伝えたり、門限を気にして夜を楽しめない、ということもありますが、シェアハウスは門限を気にすることがありません。食事も自由なので、自分で食べたいものを食べることができます。ホームステイでは中々食べることができない日本食を作ることも可能!

シェアハウスであれば、気軽に友達を呼びやすいというメリットもあります。ホームステイだと時間帯や、ホストファミリーに事前に伝えることに抵抗を感じることもあります。

メリット2『費用がリーズナブル!』

とにかく安い!これはとても大きなメリットです。ホームステイだと、都市部から離れていてアクセスが悪いことも多く、アパートを探そうとすると、バンクーバーやトロントのようなダウンタウンではコストが高すぎる…。シェアハウスなら、ホームステイとアパートのいいとこどりができます。都市部に近く、家賃のコストを下げたいなら、ホームステイ一択でしょう。

メリット3『英語力アップにつながる!』

シェアハウスはホームステイに比べ、年代の近いルームメイトに出会える確率が多く、友達と暮らす感覚。そのため、フランクで日常的な会話が増えるため、英語力が上達しやすいのです。また、シェアハウスはアジア圏以外の国籍を持ったルームメイトも多く、語学学校では出会えないような様々な国の人と交流をすることができます。ホームステイだと、基本はカナダの家族だけとの関わりになりますが、シェアハウスは多国籍の人々と関わることで、自分の視野が広がるというメリットもあります。

デメリット1『自分で家事をする』

ホームステイであればステイ先のファミリーが食事を用意してくれますが、シェアハウスの場合は自分で食事を用意する必要があります。(ステイ先の食事が合わない場合は自分で食事を作ることがメリットにもなります)外食をするにも、バンクーバーやトロントなどのダウンタウンでは物価が高く、チップも必要なため、節約したい場合自炊は必須でしょう。

食事以外の家事として、洗濯や掃除があります。これも、すべて自分でこなさなければいけないため、自分で家事をするのが面倒だと思う方はホームステイを検討した方がよいでしょう。

デメリット2『他人と住むストレスを感じる』

シェアハウスの掃除は当番制が基本。この当番の時に、何もしないルームメイトがいることも。ゴミが捨てられずにそのまま、シャワールームで髪の毛が落ちたままになっている、なんてこともあります。

個室だったとしても、アパートのような完全なプライバシーは保たれないため、食器を洗わずにそのまま、キッチンやシャワーの時間が被ってしまう…という些細な事が積み重なってストレスと感じることもあります。細かい事が気になるタイプであれば、コストをかけてもアパートで一人暮らしを視野に入れるのもよいでしょう。

デメリット3『ルームメイトとの関係に依存する』

ルームメイトと相性が悪いと、日常生活に苦労します。お互い人間ですから、合わない人というのはどこかに必ずいるもの。これはホームステイにも言えることですが、他人と暮らす以上、合わない人がいる、ということは念頭に入れておいた方がよいでしょう。

ルームメイトが日本人だとコミュニケーションもでき、掃除もきちんとしてくれる人が多いため、非常に楽ではありますが、英語の使用頻度が明らかに下がるため、英語力上達を考えるのであれば避けた方が無難です。

カナダのシェアハウス費用ってどのくらい?

シェアハウスのメリット、デメリットがわかったところで、気になるのはやっぱり費用。部屋の種類やエリア、時期や場所よっても費用は変わってくるため、ここではそれぞれの部屋の紹介と、バンクーバーやトロントなどのダウンタウンの一般的な費用感をお伝えいたします。合わせて、月額の費用に含まれているものについてもご紹介します。

シェアハウスの種類(部屋の種類)

マスタールーム

部屋にシャワーとトイレがついている、ちょっとリッチな部屋のことをマスタールームと呼びます。ダブルやキングサイズのベッドがついていることもあり、金額も少しお高め。そのため、カップルや友達同士で部屋をシェアして使うことが多いです。プライバシーを保ちやすい部屋。

1000カナダドル~

ベッドルーム(セカンドルーム)

シェアハウスでの定番といえばこのベッドルーム。トイレ・シャワーはなく、ベッドが置かれたタイプの部屋。(机や収納スペースなどがある場合もあります。)

600~900カナダドル

ソラリウム

壁の一面がガラス張りになった部屋のことをソラリウムと呼びます。ソラリウムのメリットは何といってもその見晴らし!バンクーバーなどのダウンタウンのマンションで見かけることがあります。ベッドルームより安く借りることができるため、人気があります。その見晴らしと引き換えに、強い日差しを覚悟をする必要はありそう。

400~600カナダドル

デン

書斎部屋を意味するデン。広さは1畳~4畳くらいで、ベッドしか入らないような小さな部屋です。時たま机があるタイプのデンも見かけます。窓もないので、シェアハウスは寝に帰るだけ、という方にはオススメ。費用も安く済みます。

300~600カナダドル

ベースメント

建物の地下部分のこと。主に一戸建てのシェアハウスで貸し出しています。日本だと地下のイメージはあまりないと思いますが、カナダの戸建てですとベースメントを持っている家がほとんど。地下という特性上、日当たりが悪い場合がほとんどですので、こちらもデンと同じく寝に帰るだけ、コストを下げたい、という方にはオススメです。シャワーやトイレがあるマスタールームタイプや、デンのようなタイプなどありますので、気になる方はベースメントで探してみるのもよいでしょう。

450~700カナダドル

費用に含まれているもの

水道光熱費、家具や一般的な家電であるテレビや冷蔵庫などが費用に含まれます。洗濯機に関しては含まれていない物件もありますので、注意してください。インターネット回線は含まれている物件がほとんどですが、洗濯機同様、費用に含まれていない部屋もありますので、事前に確認するようにしましょう。

費用に含まれていないもの

食費は含まれていません。ホームステイですと食費も含まれていますので、シェアハウスと費用の上で大きく異なる点は食費ではないでしょうか。食費がない分高くつくのではないかと思われますが、自炊をすることでかなりコストを抑えることができ、結果的にホームステイより安くすることが可能です。

カナダのシェアハウスの探し方

実際にシェアハウスを探すときはどうやって探したらよいのでしょうか。探し方は大きく分けて3つ。ご自身の状況や英語力などに合わせて自分にピッタリの探し方をしてみてくださいね。

1.シェアハウス提供サイトで探す

シェアハウスを提供しているサイトで自分の条件に合った部屋を探します。これが一番ベーシックな探し方ではないでしょうか。中でも下記3つがオススメ。

・Craigslist

・Kijiji

・JP Canada(日本語対応)

CraigslistとKijijiはメルカリのようなサイトで、部屋を借りるだけでなく家電など、さまざまなものを売買することが可能です。ジャンル選択時に、shered roomを選択し、気になる物件があれば連絡を取ります。両サイト共に現地の人がバリバリ使う英語のサイトです。慣れればそんなに難しいものではないですが、抵抗のある方はJP Canadaを使ってみましょう。日本語のサイトなので安心して使用できます。

2.掲示板で募集を探す

掲示板でシェアハウス入居募集を探して、気になる物件があればコンタクトを取ります。上記で挙げたJP Canadaや、GoToVanという日本語の掲示板サイトがあります。トロントでシェアハウスを探していればトロントの掲載物件の多いe-Mapleというサイトがオススメです。

3.語学学校で紹介してもらう

もしあなたが語学学校に通っていれば、学校に相談をしてみましょう。語学学校で紹介してもらうメリットとしては、ルームメイトや部屋の情報をリアルに知ることができること。サイトで探す情報より濃度の高い情報を事前に得ることができ、信頼性も高いので、学校に通っている方はぜひ一度相談してみることをオススメします。

カナダでシェアハウスを契約するまでの流れ

気になる部屋を見つけたら、次はいよいよ契約のフェーズ。オーナーへの連絡の取り方や、次のステップなど、具体的なアクションを解説します。

オーナーにテキストメールで連絡

気になる部屋を見つけたら、オーナーにコンタクトを取りましょう。語学学校や掲示板でのリサーチであれば日本人や学校が手配してくれることがありますが、上記で紹介したCraigslistやKijijiなどのサイトを使って見つけた場合は自身でコンタクトを取る必要があります。簡単な英語で問題ないので、「部屋を検討しているので、見てみたいです」という内容とご自身の連絡先を伝えます。この時の注意点は、連絡手段がスマホのSMSだということ。Eメールアドレスの記載もありますが、カナダでのコンタクトはSMSが主流のため、メールではなく、SMSでコンタクトを取るのがオススメです。

内見をする

オーナーと連絡が取れたら内見に行きます。条件と写真で自分にピッタリだと思っても、内見は必ず行くようにしてください。

・オーナー、ルームメイトはどんな人か?

・写真と相違がないか?

・何人とシェアするのか?

・収納スペースはあるか?

気になるところは事前にメモしておき、見れる箇所はすべて見ておきましょう。特に、オーナーとルームメイトが事前に確認できるかは大切なポイント。人柄は会ってみないとわからないので、可能であればルームメイトがいる時間帯を確認してから内見に行きましょう。ベースメントは暮らすのに不向きな湿っぽい物件もあるので、内見でしっかりと確認しましょう。

約書にサインする

部屋が気に入ったらいよいよ契約です。契約書にサインをして、デポジット(ボンド)を支払います。気に入った物件があればすぐに支払いできる状態にしておくのがベター。デポジットとは、日本でいう敷金・礼金のことです。

大切なのはデポジットを支払ったら、必ず領収書をもらうこと。一番いけないのが口約束での契約です。必ず契約書にサインをして領収書をもらうようにしましょう。

カナダでシェアハウスを決めるときの注意点

ここまで読んでいただければシェアハウスの契約までの流れは大まかに理解してもらえたかと思いますが、最後に注意しておきたい2点をご案内します。

1.安すぎる物件は要注意

部屋タイプによってかなり安い物件もありますが、訳があって安い物件も紛れています。治安が悪い、アクセスが悪い、ルームメイトに問題がある…など。安さにつられてうっかり契約してしまいそうですが、特に治安は注意して確認しましょう。写真や条件でよさそうな物件があったとしても、内見は必ず行うよう徹底してください。

2.携帯電話の契約は早めにしよう

オーナーへの連絡はSMSが主流であるため、早めにSMSが使える環境にすることをオススメします。日本で使っているスマートフォンを持っていき、SIMを差し替えて使用することが一般的です。

結論!シェアハウスは低コストで英語力アップに最適。家事に抵抗があればホームステイがオススメ。部屋の内見はマスト!

英語力アップを本気で目指すなら、シェアハウスは断然オススメです。家事に抵抗がある、最初からシェアハウスに済むのはちょっと…という方は、ホームステイから始めるのがよいでしょう。

シェアハウスを決める際、特に以下のポイントをご自身で明確に理解しておくと契約がスムーズです。

・都心部に近い物件がいいのか、郊外でも問題ないのか

・寝るだけでいいのか、プライバシーを確保したいのか

最後に、シェアハウスはあくまで他人との共同生活であるということを覚えておいてください。プライバシーの問題もありますが、他人と暮らし、自分の世界と視野を広げることが可能になるのがシェアハウスの良さでもあります。

カナダでシェアハウスにするか、ホームステイにするか迷っている方は、カナダ留学のプロであるカナダ留学ワールドまでぜひ一度ご相談ください。

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