オーストラリアでビザ延長しながら資格取得できる7つのスキル!専門学校で長期滞在も可能

オーストラリアワーキングホリデービザでは学校に17週間しか通うことができません。長期滞在しながら資格を取得したり、スキルを得るためには学生ビザを取得するのが一般的です。ワーホリ終了後、学生ビザに切り替えてビザ延長する人も少なくありません。資格・経験社会であるオーストラリアでは、賢く生きるために資格やスキルを持った即戦力となれるようレベルアップしていく必要があります。このスキルは日本に帰ってからももちろん使えます!

今回は、専門コースの種類と特にその中でも使えるスキルが身につけられるおすすめの専門学校を7分野にしぼってご紹介します。人気の高いビジネスや看護、福祉サービスのコースから、チャイルドケア、クッカリーなどの永住権につながるコースまで。ご自身の興味あるコースのある専門学校で実践スキルを手に入れ、さらに実りある充実したオーストラリア生活を送りましょう!

オーストラリアでビザ延長や長期滞在する方法

オーストラリア留学、そしてワーホリ中の皆さん。滞在が終盤に差し掛かり「そろそろ今後の方向性を考えないとなぁ。オーストラリアで英語以外の勉強がしたい!もっと滞在したい!でもどのビザでどうやって滞在すれば良いんだろう」と資格取得やビザ延長の方法をお考えの方も多いのではないでしょうか

オーストラリアの長期滞在者がどのようにして長期滞在しているかご存知ですか?
実は、ほとんどの人が学生ビザ保持者なんです!

その中には「単純にもっといたいから」という考えの人ももちろんいますが、「オーストラリアの社会で生きていきたい!日本に帰ってからのキャリアにしたい!」という将来のキャリアアップを視野に入れている人もいますよね。そんな両者におすすめしたいのが専門学校

専門学校で開校されているコースは短くても半年、長いと2〜3年が主流です。その分、費用がかかるのは間違いありません。せっかく勉強するのであれば、せっかく高い学費を出すのであればオーストラリアの社会でしっかりと使えるスキルを身につけたいですよね?

他国と比較!オーストラリアで学生ビザを取るメリット

オーストラリアでのワーホリが終わったら、他の国でワーホリ、もしくは他の英語圏で学生ビザを取ろうと考えているそこのあなた。そもそも、オーストラリアで学生ビザ取得をおすすめしたい1番の理由は就労許可(Work Permit)です。本来学業がメインであると見なされる学生ビザ保持者は、就労できない国々が多いのに対して、オーストラリアでは働けるというメリットがあります。

オーストラリアの学生ビザ・就労許可条件

  • コース期間中:2週間で48時間の就労が可能
  • ホリデー(休暇)期間中*:無制限の就労が可能

*ホリデーは平均で12週間ごとに数週間の休みが入ります
*2023年2月時点での情報です

 

他国の就労条件の実情はというと・・・

アメリカの学生ビザ・就労条件

働くためには就労ビザが必要で学生ビザでは原則禁止。学生ビザで合法的に働くためには、フルタイム学生である必要や、専門コースを修了している必要などが条件に組み込まれており、渡米後すぐに働けるという選択肢はありません。

カナダの学生ビザ・就労条件

基本的に禁止。フルタイム学生である必要や、1年間の学生ビザのうち、すでに半年が経過していることなどの条件が必要です。すぐに働けるという選択肢はありません。

イギリスの学生ビザ・就労条件

オーストラリア同様、就労が認められています。ただし、学生ビザ申請のための審査が非常に厳しいため、求められる必要書類が多いことや、ビザによっては事前のIELTSスコア取得が必要です。

このように他英語圏の条件と比較しても、オーストラリアでは学生ビザ保持者であれば、就学内容に関わらず就労が可能です。勉強しながら働くという両立ができるのです。海外で働くチャンスがあるということは、お金を稼ぎながら、日本ではできない他国の人と働くチャンスがあるということ。オーストラリアの留学、ワーホリだからこそできる貴重な機会であることを認識しましょう!

オーストラリアの専門学校 コース一覧

日本では入社後、丁寧に手取り足取り教てくれて、しっかり研修期間などがあるという職場が多いかと思いますが、オーストラリアは雇用ペース(スタッフの入れ替わり)が非常に早く、勤務を開始した次の日にそのポジションを任されるなんてことは当たり前で、スキルや経験のある即戦力が求められます。

オーストラリアは日本以上に資格と経験がものをいう社会。

オーストラリアでいう資格とは、専門学校で開講されている専門コースを一定期間修了後に発行されるCertificate、Diplomaを持っていると、その分野の学習にしっかりと携わり知識がある人とみなされます。また、その他、J-shine、TECSOL、TESOLなど資格試験の受験とそれに対する合否結果が伴うものもあります。

専門コースの種類とキャリアパス

一般系

コース キャリアパス
ビジネス、マーケティング 営業、事務、マーケター、管理職
会計 会計士、アカウンティングマネージャー
IT コンピューターエンジニア、ウェブ関係
ホスピタリティー レストランやホテルでの接客、ホテルマネージャー
トラベルツーリズム 旅行会社、航空会社のマネージャー
社会福祉  コミュニティーセンターや福祉施設のヘルパー
 看護  アシスタントナース、看護師

教育系

コース キャリアパス
チャイルドケア チャイルドケア教師、インターナショナルスクール教師
J-shine 日本人小学校英語教師
TECSOL 小学校英語教師
 TESOL 小・中・高等学校英語教師、英会話学校教師

スキル系

コース キャリアパス
クッカリー シェフ、パティシエ
ビューティー エステティシャン、アロマセラピスト、ネイリスト、まつげエクステ
ファッション デザイナー、マーチャンダイザー、ファッションコーディネーター
ヨガ ヨガインストラクター
スポーツ  スポーツトレーナー、パーソナルトレーナー

 

おすすめ7分野のコース&学校紹介

ここからは日本人にオススメな専門コースと資格取得やスキルが研ける学校を具体的にご紹介していきます。

  1. ビジネス関連
  2. ソーシャルメディアマーケティング
  3. ホスピタリティー
  4. 看護・福祉サービス
  5. チャイルドケア
  6. J-shine、TECSOL
  7. クッカリー、パティスリー

1. ビジネス関連

オーストラリア、日本のあらゆるビジネス分野で活躍したい方におすすめのコースです。学校によりますが、具体的にはビジネス、マーケティング、リーダーシップ、マネジメントなどのコースが開講されています。実践的なドキュメントの作成方法などの基礎から学べるコースがあるのはもちろん、社会人経験のある人や、実際にご自身のビジネス分野の専門性を更に広げるためのコースまであります。週2回の授業で構成されていることがほとんどです。

またこの分野の学校で比較的ゆるい学校を選びオーストラリア長期滞在、やビザ延長の為のビザ取り学校として利用する方も多くいます。

【おすすめの学校】

Laneway International College(レインウェイ・インターナショナル・カレッジ)

学校名 Laneway International College
都市 シドニー
日本人比率 7%
その他国籍比率 チェコ、リトアニア、ドイツ、スペイン、イギリス、フランス、ブラジル、コロンビア、チリ
日本人スタッフ 在籍

シドニーにある南半球最大のスタートアップハブ内にあるビジネスカレッジ。その環境を活かして起業家達と一緒にプロジェクトワークの経験をしたり、型にはまらない授業スタイルの中で国際的な人脈を作ったり出来る。クラス以外の様々なセミナーやワークショップ等も充実している活気に溢れたカレッジです。

Lloyds International College(ロイズ・インターナショナル・カレッジ)」

学校名 Lloyds International College
都市 シドニー
日本人比率 14%
その他国籍比率 南米・ヨーロッパ・中国・台湾・香港・ 韓国・マレーシア・モンゴル・ネパール・タイ・ベトナム
日本人スタッフ 在籍

ロイズ・インターナショナル・カレッジ (Lloyds International College)は、一般英語コースとビジネスコースがあり、学生ビザで長期滞在可能でCertificate やDiplomaでビジネスやマネジメントに関して学ぶことが出来る学校です。価格もかなり格安で長期で学校に通いたいという学生にはオススメです。

 

2. ソーシャルメディアマーケティング

 

ソーシャルメディアマーケティングに興味がある方、自身のビジネスや企業でソーシャルメディアマーケティングを実践したい方におすすめです。マーケティングの一部として位置付けられるソーシャルメディアマーケティングは非常に新しい分野で、こうしたコースを開講している学校自体がほとんどありません。実際の企業のケーススタディを通してFacebook、Instagramなどを自分たちで立ち上げるなどの実践を学ぶこともできます。

【おすすめの学校】

Australian Pacific College(APC)オーストラリアン・パシフィック・カレッジ)

学校名 Australian Pacific College(APC)
都市 シドニーメルボルンブリスベン
日本人比率 10%
その他国籍比率 イギリス、ブラジル、南米、ヨーロッパ、日本、インドネシア
日本人スタッフ 在籍

高いクオリティーとリーズナブルな授業料を実現提供していることで広く認知されています。時間割もフレキシブルで、お仕事との両立も可能です。

IH Brisbane ALS(International House)(アイエイチ ブリスベン エイエルエス)

 

Left Colu

学校名 IH Brisbane ALS(International House)
都市 ブリスベン
日本人比率 8%
その他国籍比率 南米、韓国、中国、ヨーロッパ
日本人スタッフ 在籍

ブリスベン中心地に位置し、周囲にはショッピングモールやカフェ、レストラン、銀行など生活に必要な施設がほとんど揃っており、学生生活にも大変便利な環境。留学する理由や目的もさまざまの中、IH Brisbane ALSはコースやプログラムが豊富で、独自のフレキシブルなタイムテーブルで勉強も遊びも仕事も両立させることができます。

 

3. ホスピタリティー

レストラン、ホテル、あらゆるホスピタリティー分野に興味がある方におすすめです。ホスピタリティー業界に関する基本的な知識とスキルを、講義と実習を通して学ぶ形式が一般的です。またコース修了後には、実際のレストランなどでの就業体験制度であるインダストリーワークプレイスメント(有償、無償どちらの可能性もあり)を受けることができる学校もあります。

【おすすめの学校】

Evolution Hospitality Institute(エボリューション ホスピタリティー インスティチュート)

学校名 Evolution Hospitality Institute
都市 シドニー
日本人比率 6%
その他国籍比率 アルゼンチン・イタリア・インド・インドネシア・コロンビア・スイス・スペイン・スロバキア・タイ・チェコ・チリ・トルコ・ドイツなど
日本人スタッフ 在籍

ホスピタリティーに関する基本的な知識とスキルを学んでいきます。また、実際のレストランなどでの就業体験制度であるインダストリーワークプレイスメント(有償、無償どちらの可能性もあり)を受けることができます。さらに上の学位に行けば、スーパーバイザーやチームリーダーの役割を担えるスキルを身に付けられます。インダストリーワークプレイスメントの機会が更に与えられます。

 

4.看護・福祉サービス

アシスタントナース、介護施設ケアワーカー、ホーム・ケアワーカーなどを目指す方におすすめです。高齢や、体が不自由などでサポートを必要とする人々へのエイジドケアに特化したインディビジュアルサポートの他、レジャー&ヘルス、コミュニティーサービスなど福祉サービス分野を理解する上での専門的な知識を体系的に学ぶことができます。講義に加え、実習が伴う形式が一般的です。

【おすすめの学校】

Charter Australia(チャーター・オーストラリア)

学校名 Charter Australia
都市 シドニー
日本人比率 5%
その他国籍比率 ドイツ、スペイン、ロシア、ウクライナ、アルメニア、ガーナ、コロンビア、ネパール、チリ、ブラジルなど
日本人スタッフ 在籍

チャーター・オーストラリア(Charter Australia)は、ローカルの学生と共に、少人数制のクラスで、福祉サービスコースや英語コースが学べる学校です。中でも福祉サービスコースは、オーストラリアでアシスタントナースやナースを目指す方に最適なプログラムが用意されています。

 

5.チャイルドケア

オーストラリアのチャイルドケア資格に興味がある方、子どもが好きな方におすすめです。オーストラリア国内ではここ数年チャイルドケアセンターが不足しており、各地域で新たなセンターの開設ラッシュに加え、チャイルドケア資格を持った人材を確保することに注力しています。専門学校で資格を取得し、英語力証明を取ることができれば永住権へと繋がるチャンスは十分にあります。子どもたちの福祉や健康面、学習スタイル、知育などの理論と実践を通し、チャイルドアシスタント、プレイグループスーパーバイザー等で働くスキルを身につけられます。

6.TECSOL & J-Shine

英語教師を目指している方におすすめです。2018年からスタートした日本の小学校の英語教育義務化に伴い、日本の小学校で英語教師を目指している方にもおすすめです。TECSOLは英語で英語を教える資格で、J-Shineは日本語で英語を教える資格です。この両方の資格を取ることによって日本小学校英語指導者としてのスキルをしっかりと身につけることができます。教師になる上で必要となる基礎や理論だけを学ぶのではなく、具体的な指導技術を少人数のクラスで身につけ、クラスでの受講が修了後実習を伴い資格取得といった形式が一般的です。

【おすすめの学校】

La Lingua Language School(ラ・リングア ランゲージ スクール)

学校名 La Lingua Language School
都市 シドニー
日本人比率 20%
その他国籍比率 イタリア、ギリシャ、コロンビア、スロバキア、タイ、チェコ、トルコ、ドイツ、ブラジルなど
日本人スタッフ 在籍

ラ・リングア(La Lingua)は会話中心コースが有名で、特にスピーキング力の強化に力を入れている学校です。リーズナブルな価格で質の高い授業を受けることができ、先生と生徒の距離が近くアットホームな環境も魅力の一つ。児童英語教師コース(J-SHINE&TECSOL)も人気です。

 

7.クッカリー、パティスリー

シェフ、パティシエを目指す方におすすめです。オーストラリアのレストラン業界ではシェフは人手不足で、人気の職業となっています。専門学校で資格を取得し、英語力証明を取ることができれば永住権へと繋がるチャンスは十分にあります。料理やパティスリーに関する基本的な知識とスキルを講義と実践授業を通して学んでいきます。また、実際のレストランなどでの就業体験制度であるインダストリーワークプレイスメントを受けることができ、修了後資格取得といった形式が一般的です。

【おすすめの学校】

Evolution Hospitality Institute(エボリューション ホスピタリティー インスティチュート)

学校名 Evolution Hospitality Institute
都市 シドニー
日本人比率 6%
その他国籍比率 アルゼンチン・イタリア・インド・インドネシア・コロンビア・スイス・スペイン・スロバキア・タイ・チェコ・チリ・トルコ・ドイツなど
日本人スタッフ 在籍

エボリューションのクッカリコースでは、コマーシャル・クッカリー、アジアンクッカリー、パティシエコースがあります。卒業後は、ヘッドシェフとして働くこともできます。卒業後は、卒業ビザを取得できる可能性もあります。

まとめ

いかがでしたか?今回はおすすめの専門コースに関する解説と、それらのコースを開講している学校を選定してご紹介しました。これら以外にも挙げきれていない学校は山ほどあります。ご自身の興味あるコースを開講中の専門学校で実践スキルを手に入れ、さらに実りある充実したオーストラリア生活を送りましょう!

それぞれの学校の詳細やあなたに合ったスキル・資格のご相談はお気軽に!ご連絡お待ちしております。

まずは無料で留学相談から

Morrow Worldは安心と信頼の「手数料無料」エージェントです。
ご留学に関するご相談は24時間受付中。費用や渡航前の準備・リアルな現地情報や治安から学校選びに関するご相談まで何でも政府公認の留学カウンセラーを中心としたプロのスタッフが丁寧にお答え致します。まずはご連絡頂ければ、あなたに合ったプランや費用をご提案致します。お気軽にご相談くださいませ。

この記事を書いた人


Kaori
Kaori
留学カウンセラー

大学卒業後、大手ファッションアパレル会社に勤務。都内の店舗に勤務時、海外からの顧客が多かったことから勉強を始めた英会話がきっかけとなり、大学時代に叶わなかった海外生活を実現。オーストラリアではメディア会社での編集業務を経て、現職に。
まずは無料で留学相談から

お気軽にお問い合わせくださいませ