オーストラリア留学で英語が伸びる期間

オーストラリアで英語を伸ばすためには、しっかりと計画を立てることが大切です。そして、現在のご自身の英語力を知り、目標とする英語力を明確にして、適当な留学期間を決めることがオーストラリア留学の成功の鍵です。

ここでは、オーストラリア留学で英語が伸びる期間について解説していきます。

オーストラリア留学期間を決定する為に事前に確認すべきこと

オーストラリアに留学すれば英語が上達するとお考えの方もいるでしょう。しかし、オーストラリアに留学して英語が伸びる方の特徴は、ちゃんと英語を勉強して、積極的に英語を使っています。そして、自分にあった留学期間を選んで留学をされています。

ここでは、ご自身が理想の英語力を手に入れるために事前に確認すべきことについて解説します。

 

現在の自分の英語力の把握

オーストラリアへ留学を決意したら、次は期間留学を決めると思います。その期間を決める際に大切なことは、現在のご自身の英語力がどのくらいなのかをしっかり把握することです。英語のスコア等をお持ちでない方は、語学学校のホームページなので英語力診断をオンライン上で提供しているので、それらを活用するのもオススメです。

例えば、現在の英語力が初級レベルで、語学学校では中級クラスから始めたい場合は、渡航前に、もう少し英語力を伸ばす必要があります。ご自身の現在の英語力を把握することで、英語学習へのモチベーションにもなるので、渡航前に、現在のご自身の英語力がどの程度なのかを知ることが大切です。(オーストラリアの語学学校では、入学日にクラス分けテストを行うので、参考程度にしてください。)

 

自分の目標とする英語力の設定

ご自身の英語力を把握したら、次に自分の目標とする英語力はどの程度なのかを明確にする必要があります。旅行で困らない程度の英語力を身につけたいのか、日常会話ができるようになりたいのか、英語で仕事ができるようになりたいのかなど、一人ひとり目標とする英語力は異なると思います。なので、ご自身の目標とする英語力はどれくらいなのかをイメージすることが大切です。

 

実際に留学に費やせる時間

実際にご自身がどの程度留学に費やせる時間があるのかを考える必要があります。学生の方はホリデーを使って留学したいのか、1年間休学してオーストラリアへ留学をするのか、など、実際に留学に費やせる時間を確認してください。社会人の方の場合は、長期の休みを取るのは難しいともうので、仕事を辞めて留学に行くのか、連休を利用して留学に行くのかを決めていただく必要があります。

オーストラリア渡航は目的によってビザが違います

先ほど、実際に留学に費やせる時間について解説していきました。ここでは、ビザの種類についてお話しします。オーストラリアでは、滞在期間によって取得できるビザが異なります。ビザの種類は、①学生ビザ、②ワーホリビザ、③観光ビザの3つの種類に分かれています。それぞれ、滞在できる期間や、条件などが異なります。

 

学生ビザ:17週間以上の語学留学を検討している方

語学留学に費やす時間が17週間以上あって、英語力をしっかり確実に伸ばしていきたい方は、学生ビザでオーストリアに行くことになります。ちなみに、長期でオーストラリアで語学留学をする方はみなさん学生ビザでオーストラリアへ渡航されています。

学生ビザの特徴は、2週間40時間の就労が認められており、学生ビザの方は、オーストラリアでお仕事をしながら学校に通うことが出来ます。しかし、学生としてオーストラリアへ渡航するので、学校の出席率が80%を下回るとビザが取り消される場合もあります。

【学生ビザの特徴のまとめ】

  • 語学学校に17週間以上通う予定の人は学生ビザ
  • 学校の出席率を80%を下回ってはいけない
  • 2週間40時間の就労が認められている

 

ワーホリビザ:17週間未満の就学を検討している方

オーストラリアのワーホリビザとは、最長1年間から3年間オーストラリアに滞在することが認められているビザのことをいいます。ワーホリビザを申請できる方は、31歳未満の方で、同じ国に1回だけワーホリビザを申請することが出来ます。

ワーホリビザでオーストラリアにいる期間は、同じ雇用主の共で6ヶ月以内なら、無制限にお仕事をすることも出来ますし、オーストラリア国内旅行をしたり、また、ワーホリビザ中であっても、日本へ一時帰国や、他の国へ旅行することも可能です。もちろん、語学学校に行くことも可能です。しかし、語学学校へ通える期間が17週間未満と決められているので、英語力を伸ばすというよりは、オーストラリアの生活を楽しみたい方にオススメのビザです。

【オーストラリアのワーホリビザの特徴のまとめ】

  • ワーホリビザ取得条件は、31歳未満の方
  • ワーホリは、1つの国に1回しか申請できない
  • 最長1年から3年間オーストラリアに滞在することできる
  • 同じ雇用主の元で6ヶ月以内なら、制限なく仕事することができる
  • 17週間未満なら語学学校に通うことができる

 

観光ビザ:12週間未満の短期留学を検討している方

12週間未満の語学留学をご検討の方は、観光ビザでオーストラリアへ渡航となります。オーストラリアでは、観光ビザでも学校に12週間未満であれば学校に通うことが出来ます。学校によって、12週間以下で取得できる児童に英語を教えることができる資格(J-Shine)や、バリスタのコースもあります。ただし、そのようなコースを受講するためには、ある程度の英語力が必要となります。

しかし、学生ビザとは違い、就労は認められていません。そして、12週間以上滞在をしてしまった場合は、不法滞在となってしまうので、滞在期間には十分ご注意ください。

【観光ビザの特徴のまとめ】

  • 12週間以内なら語学学校に通うことができる
  • 就労は認められない
  • 短期間でも資格を取れる学校もある

英語初心者(ビギナーレベル)から語学留学した場合の英語力が伸びるスピード

英語初心者がオーストラリアへ語学学校へ行き一生懸命勉強した場合の英語が伸びるスピードについてまとめました。もちろん、英語の上達には個人差がありますので、留学期間を決める為の参考にしてみてください。

英語初心者がビギナーレベルでオーストラリア留学した場合の英語力が伸びるスピード

0〜3ヶ月(観光ビザ/ワーホリビザ)

0〜3ヶ月間集中して語学学校に通うと、初めの1ヶ月は、オーストラリアでの生活に慣れたり、授業に慣れるだけで時間がすぎてしまい、2ヶ月目以降から、英語にも慣れてきて、リスニング力の向上を感じることが出来ます。そして、3ヶ月目あたりから、徐々に授業にもついていけるようになり、会話で必要最低限な英語を理解できるようになってきます。最低限の海外旅行中で困らない程度の英語力を身につけることができるでしょう。

 

3ヶ月〜6ヶ月(ワーホリビザ/学生ビザ)

3ヶ月〜6ヶ月あたりから、簡潔ではあるが、自分の意見を言えるようになってきます。リスニングにもだいぶ慣れてきて、相手とのコミュニケーションが取れるようになってくるので、英語の伸びを感じるようになります。また、6ヶ月目に入ると、ちょっとしたディスカッションや、プレゼンテーションにも積極的に参加できるようになってきます。

 

6ヶ月〜8ヶ月(学生ビザ)

6ヶ月〜8ヶ月であれば、ワンランクアップの英語力を身につけることができ、自信を持って英語を話せるようになってきます。クラスメイトとも、交流を深めることが期待されます。

 

8ヶ月〜12ヶ月(学生ビザ)

8ヶ月くらい語学学校で一生懸命勉強すれば、中上級あたりの英語力まであげることが出来ます。日常会話も、ほどんと困らないレベルまで上がります。授業で使う教科書も、専門的な分野のテキストを使うこともありあます。

 

12ヶ月以上(学生ビザ)

12ヶ月以上語学学校に通った場合、英語で生活する、オーストラリアでアルバイトをする上で、問題なくコミュニケーションが取れるようになります。12ヶ月間以上語学学校で集中して勉強すれば、オーストラリアの大学などに入学ができるくらいのレベルになります。

 

おすすめの留学期間

オーストラリアの語学学校では、5段階のレベルにクラスが分かれていて、定期的に行われるテストでクラスが編成されるような仕組みになっています。

【オーストラリアの語学学校のクラス分け一覧】

レベル名 内容
Beginner
(初級)
ごく簡単な単語やフレーズを聞きとれて、基本的な語句で気持ちや意思を伝えられる
Pre-Intermediate
(初中級)
身近な事柄について、いくつか文章を作って簡単な会話ができる
Intermediate
(中級)
社会生活での身近な話題について理解し、自分の意思とその理由を簡単に説明できる
Upper-Intermediate
(中上級)
社会生活での幅広い話題について自然に会話ができ、明確かつ詳細に自分の意見を表現できる
Advanced
(上級)
広範で複雑な話題を理解して、目的に合った適切な言葉を使い、論理的な主張や議論を組み立てることができる

オーストラリアの語学学校では、4週間又は5週間ごとにレベル分けテストが行われるので、Beginner(初級)から始まった方が、Upper-Intermediate(中上級)まで上がるためには、最低でも8〜10週間(約2ヶ月)は必要です。しかし、現実は、そう簡単には英語が状態しないので、初級レベル方は、5ヶ月から6ヶ月の留学期間があれば中上級までクラスをあげることが出来ます。また、ワーホリビザでオーストラリアへ渡航予定で、英語が全くわからない状況の方は、10週間〜17週間の間語学学校に通った方が、お仕事探しなどがしやすくなります。

【おすすめ留学期間のまとめ】

  • 学生ビザ(初級から中上級まで上げたい)→5〜6ヶ月
  • ワーホリビザ→10週間〜17週間

英語の上達がもたらすメリット

英語が上達すれば、オーストラリアではどのようなメリットがあるのかをご紹介します。

仕事探しがスムーズになる

日本食レストランなどでは、そんなに英語力を重視されないので、英語が話せなくても、シドニーならお仕事が見つかるかもしれません。しかし、英語でのコミュニケーションがうまく取れない状態で、レジュメ(履歴書)を配配って、面接の機会を得たとしても、英語力の問題で落とされてしまう場合もあります。

なので、英語が話せるようになれば、ローカルのお店でのお仕事に就くチャンスが生まれますし、仕事を通じてさらに自分の英語力を高めることもできます。

 

専門や大学などへ入学することができる

オーストラリアの大学や専門学校へ入学するためには、IELTSという英語のスコアを5.5以上(大学では6.0以上)必要となります。大学や専門学校へ進学をお考えでない方でも、英語が上達すれば、進学という新しい自分の可能性が生まれます。

 

自信がつく

留学するからには、日本へ帰国する際に胸を張って帰りたいですよね。英語の中上級くらいになれれば、自分に自信がついてきます。英語を話せるようになることに対しての自信だけではなく、何かを一生懸命勉強したという自信が生まれます。帰国される際は、もっともっと自分を好きになれることでしょう。

 

交友関係が広くなり色々な出会いや挑戦ができる

英語が上達すると、いろいろな国のお友達と出会える機会が増えます。オーストラリアには、世界各国から留学生や、ワーホリの方がきているので、素敵な出会いがたくさんあります。英語がうまく話せないとオーストラリアに来他にもかかわらず、日本人同士で集まっていたりと、少し勿体ないと感じます。

英語を話せるようになって、ただFacebookやインスタグラムのアカウントを交換するのではなく、オーストラリアで共に素敵な時間を過ごすことが出来たり、新しいことに挑戦したりする機会が増えます。

まとめ

オーストラリア留学で英語が伸びる期間について、解説しました。英語は毎日の積み重ねで上達していくので、ある程度の時間が必要になります。留学期間を決める際は、現在のご自身の英語力を把握することと、目標とする英語力はどのレベルなのかをイメージすることが大切です。

留学期間でご相談がある方は、お気軽にご連絡くださいませ。

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