オーストラリア留学の学生寮のメリットとデメリットについて

オーストラリアに留学を考えている皆さんで、現地の学生寮に住むことを考えている方必見!

オーストラリアの学生寮の実態と、私が実際に通った大学専用の学生寮との違いについて、詳しく解説いたします。学生寮に住むことのメリットやデメリット、費用面についてもご紹介いたします。

学生寮ってどんなところ?

学生寮とは、学校で学んでいる学生たちを受け入れる寮、寄宿舎のことです。海外から学校に留学に来ている外国人学生、または、遠方から学校まで通うのが困難な現地の学生が一緒に暮らす寮です。

学生寮には様々な形態があります。

  • スタジオルーム:一人暮らしのように、1つの部屋を自分で自由に使うことができる。
  • シェアハウス:4人から8人でリビングとキッチンやバスルームはシェア。各自に個人部屋が設けられている場合が多い。
  • ツインシェア:2人で1部屋を一緒に使う。個人部屋が無いのシェアルームもある。

基本的に上記に挙げたような形態の学生寮が提供されており、ご飯や生活必需品は各自で用意します。週に1回程清掃が入ることがほとんどです。オーストラリアでは、シェアタイプの学生寮が主流です。

そして、学生寮の寮費には、水道代や光熱費が含まれていることが多く、Wi-Fiも完備されています。

学生寮の種類

学生寮には大きく分けて2つ種類があります。

  1. 大学専用の寮
  2. 学校が提携している学生専用の寮

 

1. 学校専用の学生寮

学校専用の寮とは、学校側が、その学校に通っている学生のみを対象に提供している寮のことです。

住んでいる住人が全員同じ学校の学生なので、寮でのイベントや学部ごとに開かれるディナーなど、友達を作るには最適な空間と言えます。また、全員が同じ学校の学生ということもあり、安心感が大きいです。

 

2. 学校が提携してる学生寮

語学学校や専門学校などの学校側が提携している寮は、学生だけに限定はしていますが、大学や語学学校を問わずに、大学が提携している学校であれば、どんな学生でも入居できる形の寮です。

オーストラリアでは、Urbanestという学生寮が有名で、シドニーをはじめ、アデレードやブリスベン、メルボルンに展開しています。その中でもシドニーは、場所によってシェア人数や費用、設備に違いがあります。

学校が提携してる学生専用の寮はたくさんあるので、価格と設備や立地条件を考慮して自分に見合った学生寮を探しましょう。

日本の学生寮との違い

学生寮と聞くと、皆さん男女で建物が分かれているのが普通と思う方も多いと思います。しかし、ここオーストラリアでは男女混合のアパートメントシェアも当たり前に存在します。もちろん、男性だけ・女性だけの部屋を希望することもできます。

また、オーストラリアの学生寮では、イベントが充実していて、ずっと滞在しても飽きることがありません。日本の学生寮よりも、行事を大切にしたイベントが多かったり、学生同士の絆が強いような印象を受けます。自由に友達を連れて来て、パーティーが開かれこともたくさんあります。

日本では、特に女子寮の場合、友達を連れてくるのは難しいと思いますが、男女混合のシェアルームがあるからこそ、友達を呼ぶことに関しても日本より自由がきくのが特徴です。

学生寮のメリット・デメリット

オーストラリアの学生寮のメリット・デメリットを紹介ます。

 

学生寮のメリット

1.学生同士の交流が盛ん

同じ学校に通っているという共通点から、比較的友達を作りやすい環境にあります。外国からの学生が多いこともあり、どんな勉強をしているのか、出身はどこなのかなど、会話の幅がどんどん広がっていきます。

このような学生同士の交流から、友達を作るだけではなく、会話の勉強にもなること間違いなし!学生同士が集まる空間なので、友達も作りやすく、友達とわいわい楽しめる空間が整っています。

 

2.学校からの距離が近い

大学専用の学生寮はもちろん、その他の学生寮も比較的大学や駅など、公共交通機関に近いところに点在しています。

ホームステイとなると、キャンパスから遠い地域に住むことも考えられますが、学生寮の場合は、付近が交通機関が充実していますし、門限も基本的にないので、帰りが夜遅くになっても心配をかけることはありません。

 

3.学校が運営や提携をしているため安心・安全

学生寮はセキュリティ面が万全なのが大きな特徴です。セキュリティが24時間体制で寮の安全を確保しているので、安心して暮らす事ができます。

 

学生寮のデメリット

1.費用が安くない

学生寮の立地状況にもよりますが、比較的に学生寮は安くはないです。その分、セキュリティ面が万全だったり、駅が近かったりと便利な点も多いです。もしかしたら、それほど学校から遠くない場所で安いアパートメントを借りることもできるかもしれません。

2.ルームメイトとの相性は保証できない

ルームメイトの中には、すぐ仲良くなれる子もいれば、なかなか自分とは合わない人もいます。国籍構成やどんな人がいいかなどは選ぶことはできないので、そこは自分次第で苦手な子とどのように付き合うかを考える必要があります。

まとめ

私は、大学専用の寮に住んでいたのですが、一番良かった点は世界中に友達を作れたところです。国籍を問わず、いろんな人と楽しめるイベントが豊富なので、自分が知らなかった国についての知識を知ることができたり、自分と同じ趣味を持つ人と繋がれたりして、とても充実していました。

しかし、私は6人シェアの部屋に住んでいたので、キッチンの使い方やトイレットペーパーや食器洗剤などを買う人の役割分担が上手く回らず、少しトラブルになったこともありました。

各々が異なる文化を持った人たちと住んでいたのでトラブルも多かったですが、違う国の文化を知る良い機会でもあり、それぞれの文化様式を尊重しようという姿勢が身についたように感じました。日本でこのような多国籍な人々と暮らす経験はなかなか無かったので、良い経験になりました。

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この記事を書いた人


Yuina
Yuina
シドニー在住 ライター

現在UTSに交換留学中の大学3年生。海外ドラマや外国文化にあこがれ、シドニー留学を決意。 趣味はカフェ、ビーチ巡り、コスメ集め。英語と韓国語の勉強に奮闘中。シドニーでのオージーライフ、食と自然の魅力をお伝えします!
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