オーストラリア留学体験談

体重90kg以上、英語力0だった僕がオーストラリアで-25kg、そして店長になった話

大学4年生の時に初めて見た海外の景色が忘れられず、オーストラリア留学を決断された大樹さん。実力を認められ、現在ワーホリながらもシドニーの人気ラーメン店の店長をされています。そんなシドニードリームのお話を聞かせていただきました。

Profile

プロフィール

お名前 杉山大樹
性別 男性
留学時の年齢 25歳
経歴 大学卒業後、食品卸業社
オーストラリアの滞在歴 オーストラリア
フィリピンの滞在歴 フィリピン1ヶ月
留学タイプワーキングホリデー /
滞在地域シドニー / バンダーバーグ /

Experience

体験談

留学のきっかけ

大学4年生の時に初めて海外旅行に行ったのがきっかけでした。
それまでずっと教師になりたくて、大学でも教員免許取得を目指して勉強していたんですけど、当時のバイト先の店長が「一つのことに集中しすぎると他のものが見えなくなって良くないから、外の世界も見ろ」って言って、僕をカンボジアに連れていってくれたんです。

そこで見た、アンコールワットを背景に太陽が沈んでく景色が本当に泣きそうになるくらいすごくて鳥肌が立って。その時、「なんてちっぽけな考えだったんだろう」って感じて、海外への興味が出てきたんです。また外の世界を見に海外に行きたいなと考えるようになりました。

そのあとは食品卸の企業に勤めたんですけど、なんだか物足りなくて。このままでいいのかなって考えてた時に、「あっ、そういえば俺海外に行きたいんだった」って思い出したんです。ちょうどそのタイミングで友達が「オーストラリア一緒に行かない?」って誘ってくれたのもあって、留学に行くことを決心しました。

オーストラリア渡航前は英語が全然できなかったので不安な気持ちはあったんですけど、カンボジアに行った時も何とかなったし、次も何とかなるかなというくらいに考えていました。実際にアクションを起こしてみないと何も分からなし、自分で変わりたいって思ってたんでね。
友達が誘ってくれたということと、ワーキングホリデービザがとりやすいという理由でオーストラリアに行くことに決めました。


フィリピンでの語学学校

元々英語が本当にできなくて、そのままの英語力でオーストラリアに行くのは不安だったので、フィリピンで1ヶ月間語学学校に通いました。授業はマンツーマンで、文法の基本的なところから教えてもらいました。最初は“How are you?”くらいしか言えなかったので(笑)

フィリピンの1ヶ月では英語が喋れるようになったというよりは、英語で話しかけられることへの怖さがなくなったという感じでした。フィリピンで外国人の友達もできたし、「何とかなる」という自信がついたので、フィリピンに行ってよかったと感じています。

今思えばあのマンツーマンスタイルで英語の勉強ができるというのは本当にすごいことだと思います。

英語に自信のない方はフィリピンで基礎英語を勉強してからオーストラリアに来るのをオススメします。


シドニー到着から語学学校と仕事について

オーストラリアについての下調べは全くしていなかったので、イメージは「コアラ、エアーズロック、人が優しい」というくらいのものでした。マイナスなイメージは持っていなかったです。

最初の1ヶ月はシドニーの語学学校に通いました。オーストラリア英語の訛りに慣れておきたかったし、友達も作りたかったので。

はじめは9人のシェアハウスに住んでいました。そこではみんなで一緒にご飯を作って食べることもあって、まるでパーティーみたいでした。日本食をふるまうこともあったし、逆に他の国のシェアメイトが料理を作ってくれることもありました。いろんな国の料理を他の国の友達と楽しめて良かったです。

語学学校を卒業した後はラーメン屋さんで本格的に仕事を始めました。お店のオーナーがとてもラーメンに熱い人だったので、一緒に働く中でのプレッシャーは少しありましたが、本当に働きやすい環境でした。とても可愛がっていただいていろいろなことを教えていただけて、当時の店長は僕にとって師匠みたいな存在です。

シドニーに来て初めのうちは慣れないこともありましたが、周りの人に助けられてなんとか生活していました。特に、案外周りの日本人が助けてくれて、本当にありがたかったです。


バンダバーグでのファームジョブ

オーストラリアに来て約半年ぐらいの時、ワーキングホリデーのセカンドビザを取るために、4ヶ月間ブリスベン方面のバンダバーグというところのファームに行きました。給料が歩合制ではなく時給制のところがよかったので、そのファームを選びました。

そのファームでは主にスイートポテトの収穫をしていました。最初の数週間は筋肉痛で体がしんどかったし、早寝早起きも大変でした。けど、ボスがとってもいい人で、英語があまり話せなかった僕も輪に混ぜていっぱい話してくれました。

バンダバーグのファームは日本人の数が少なくて、本当に海外に来たんだなっていう感覚を味わいました。毎日寝る前に英語のフレーズを3つ覚えて、次の日の仕事でボスに「これって使い方これであってる?」って聞いて、いっぱい英語を勉強しました。ファームで働いている期間が人生で一番勉強したかもしれません(笑)

大変なことも多かったですが、少しずつ仕事ができるようになって、英語も分かるようになってきたという状況がすごく楽しくて、やりがいが感じられました。


ワーホリで店舗を任される店長になる

ファームステイを終えたあとはまたシドニーに戻りました。本当はメルボルンとか他の都市に行くことも考えたんですけど、「また師匠と一緒に仕事がしたい!」と思って、元々いたお店に戻ることを決意しました。

そこで、師匠が僕の実力を認めてくれて、「ラーメンのスープづくりも経営も全部教えてあげるから、店長をやってみないか」って言ってくれたんです。もちろんプレッシャーもあったんですけど、是非挑戦させてくださいって答えました。

やってみないとどうなるか分からないでし、ワーホリで来て店長を任せてもらえるって、なかなかない経験ですしね。

それ以来はラーメン屋で店長として働いています。ワーホリ期間は残りわずかなんですけど、その間やれるだけのことをやって、どこにも負けないモノを作れるように頑張りたいと思っています。

一手間二手間かけてでも、どのお店にも負けないラーメンを作りたいし、接客の面でも最高のサービスを目指していきたいです。

来ていただいたお客さんに、「あのお店のラーメン美味しい」「また行きたいね」って思ってもらえるようなお店が作れるように、そして日本の文化をより多くのオーストラリア人の方に理解してもらえるように頑張ります!あとは僕個人としても誰かに覚えておいてもらえるような仕事をしていきたいです。


留学生活を振り返って

留学生活での一番大きい経験はやっぱり店長としてお店を任せてもらえていることですね。

お店のトップという立場に立ったことで、人を育てるという自覚が生まれました。僕自身、海外という新たな環境の中で周りの人たちに優しくしてもらいました。

それがあったからこそ、今の立場になって、不慣れな人たちに優しく指示ができるようになったのは人としての成長だし、心が広くなったなと思います。

国籍や年齢が違ってもみんな同じ不安を抱えてオーストラリアにやってきているのだから、僕がこれまで頼らせてもらった恩を他の人にも贈ることを忘れないようにしないといけないなーって。オーストラリアに来て築いた人間関係を通して、いろいろなことを学んでいます。本当に人との「縁」に感謝です。


留学を検討している人へ

迷っているならまずはやってみるべきです。後先のことを考えていると心配になったり、全部難しく感じたりしてしまって、その場から動けなくなってしまいます。

失敗を恐れる気持ちはもちろん誰にでもあるものだけれども、実際やってみたらなんとかなるかもしれない。

行動を起こしてみない限りは失敗も成長もないですし、もしうまくいかなかったとしてもそれを失敗と思うか経験と捉えるかは自分次第です。

困難な状況に陥っても、周りに助けてくれる人が絶対にいるはずです。僕も実際に留学に来る前は不安もありましたが、周りの人たちの助けもあってなんとかやっています!!


タビケン留学について

オーストラリアに行く準備からビザ、そして特に現地に着いてから手厚いサポートで迎え入れてくれて本当に感謝しています。

語学学校を選ぶときも、自分の希望を汲み取ってくれてピッタリの学校を紹介してくれ無料で手配してくれました。今でも学校で出会ったスタッフさんや友達はかけがえのない人達です。

今でこそシドニーで1つの店舗を任せてもらっていますが、到着したばかりの頃は働くために何を準備すれば良いのかや、どうやって仕事を探せば良いのかすら分かりませんでした。

そんなタビケン留学の現地のカウンセラーさんに助けてもらい、銀行口座開設から、タックスファイルナンバーの取得やスーパーアニュエーション等も教えてもらって仕事探しができる準備を整えてもらいました。

それ以降もスタッフの方には本当に良くしていただいてます。タビケン留学さんに出会えてよかったです。


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通っていた学校

La Lingua Language School

ラ・リングア(La Lingua)は会話中心コースが有名で、特にスピーキング力の強化に力を入れている学校です。リーズナブルな価格で質の高い授業を受けることができ、先生と生徒の距離が近くアットホームな環境も魅力の一つ。児童英語教師コース(J-SHINE&TECSOL)も人気です。

地域:

就学期間: 5週間

コース: 一般英語 : 会話中心コース

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