オーストラリアでのワーキングライツ(労働の権利)を知ろう!

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オーストラリアは物価がとても高いですよね?でもその分オーストラリアは時給も高いので現地で稼ぐにはもってこいの国です!

だからこそ知っておかないといけない労働の権利がいくつかあります。

オーストラリアで働く時は以下の3つの要素を知っておくことが大切です。

  • 雇用形態
  • 最低賃金
  • 労働条件

オーストラリアで働く方に向けてワーキングライツ(労働の権利)やFair Work OMBUDSMAN (フェアワーク)についてご案内します。

雇用形態

オーストラリアには3種類の雇用形態があります。

  • Full-time (フルタイム)
  • Part-time (パートタイム)
  • Casual (カジュアル)

Full-time (フルタイム)

フルタイムは日本でいう正社員のことです。

週38時間以上の労働時間が保障されており、有給休暇などの権利がついてきます。

Part-time (パートタイム)

パートタイムはフルタイムと同じく有給休暇などの権利が与えられます。主な違いは、週38時間勤務の保障がないということです。

また、パートタイムには1日3時間という最低勤務時間があり、なんらかの理由で3時間以内で帰らされても3時間分のお給料をもらう権利があります。

Casual (カジュアル)

フルタイムやパートタイムと違い、カジュアルはオーストラリアの最低賃金$17.70に25%増し、最低賃金が$22.125 になります。

しかし (casual loadingと言い) 最低時給が高い分、有給休暇などの利益な手当がありません。

つまり不利益な点をカバーするためにカジュアルの時給が高めに設定されているのです。

キャッシュジョブとタックスジョブとは?

オーストラリアには2種類の “ジョブ”(仕事)があります。それがキャッシュジョブとタックスジョブです。

タックスジョブ

タックスジョブは本来あるべき給料の支払い方法であり、こちらは税金などを差し引いた給料(net income)が労働者に銀行口座に振り込まれる支払い方法の仕事です。

キャッシュジョブ(‘cash-in-hand’ job)

キャッシュジョブは現金で給料を支払う方法です。

現金で支払いを受ける場合は必ず給与明細を発行してもらわないといけません(給与明細については後ほど詳しく説明いたします)。

“キャッシュジョブ”は違法なの?

現金で給料を受け取ること自体は違法ではありません。

しかし、キャッシュジョブにすることによって雇用主が最低賃金を下回る時給で従業員を雇ったり、税金の支払いなどを回避するなどのケースが多くあります。その場合は違法だと言われます。

オーストラリアの最低賃金

オーストラリアの最低賃金は世界一高い国と言われます。そんなオーストラリアの最低賃金は2017年6月現在で1時間$17.70です。

こちらの賃金は雇用形態や職種、働く時間(深夜・祝祭日)などの場合によって異なってきます

自分の最低賃金はこちらの Pay Calculator で確認しましょう!

Pay Calculator では雇用形態や職種、職場でのポジションなどの情報を選択し、自分の最低賃金についてより詳しく調べることができます。

祝祭日 ( Public Holidays)

オーストラリアでは祝祭日の場合、仕事は基本お休みとなります。祝祭日が通常の勤務日と同じ場合は勤務しなくても給料(通常賃金)が発生します。

また、祝祭日に勤務した場合は給料が基本給の2.5倍になって支払われます。つまり祝祭日に働いた場合、最低時給が$44.25にまで上昇します!

その他の日時で働いた場合

  • 平日の夜10時から深夜:$19.76
  • 深夜から朝7時:$29.79
  • 土曜日:$22.13
  • 日曜日:$26.55

ワークトライアル (Unpaid trials/Work trial)

オーストラリアでは雇用主が採用候補者に対して仕事に適切かをチェックするために無給のワークトライアルを求めることがあります。

無給トライアルは違法になる場合とならない場合があります。

下記のような無給ワークトライアルには注意!

  • スキルを確かめる必要があまりない仕事の場合や、トライアルが必要以上に長い場合
  • 自身のスキルを発揮する以外のことをさせられた場合
  • ワークトライアル中にも関わらず監視者がない場合

このようなワークトライアルを行った場合、雇用主は採用候補者(面接者)に最低賃金を払わないといけません。

もっと詳しく知りたい方はこちらをクリックしてください。

こちらは英語のみのページです。もっと詳しく知りたい場合や相談したい場合は、通訳サービスを利用する事ができます。

日本語の通訳サービスの利用方法

こちらの番号にお電話してください:13 14 50 日本語の通訳を希望する場合は、まず最初に「ジャパニーズプリーズ」と伝えます。

そうすると日本語通訳の人が対応してくれますので、「フェアワークに電話したい!」旨と、フェアワークの電話番号(131394)を伝えしましょう。

通訳の人を交えながら一緒に相談することができるので安心です。英語にまだ自信がなくても大丈夫です!

知っておくべきオーストラリアでの労働条件

年次有給休暇 ( Annual Leave)

オーストラリアでは、フルタイムとパートタイム契約の方は、年に4週間の有給休暇が労働時間により与えられます。

例えば:週に20時間働いた場合80時間(週20時間×4週間)分の有給休暇が取得可能となります。

そして使わなかった有給休暇は場合によってはお給料としてもらうことも可能です。

また、オーストラリアには leave loading という制度があります。

こちらは基本給に17.5%を足した額が支払われるというシステムです。こちらは職種などによるので仕事を始める前に確認しましょう。

個人休暇 (Sick Leave)

フルタイムとパートタイム契約の方は、労働者が病気や怪我もしくはその家族が病気や怪我をした場合、年に10日間の有給休暇をもらうことができます。

また、それとは別にcompassionate leaveと言い、身内に命に係わることが起きた場合は2日間までの有給休暇がもらえます。

給与明細

雇用形態関係なく、オーストラリアの従業員は必ず給料と一緒に給与明細を発行してもらわないといけません。

また、給与明細には以下の情報が記載されているか確認しましょう。

  • Employer’s Name (雇用主の名前)
  • Employee’s Name(雇用者の名前)
  • Pay Period (支払い期間)
  • Date of Payment (支払い日)
  • Gross Payment (税引き前の給与)
  • Net Payment (税引き後の給与)
  • Superannuation Contribution (退職年金)

キャッシュジョブのメリット

キャッシュジョブにもメリットもあります。キャッシュジョブの場合、タックスジョブと違い英語力はあまり求められないので、仕事をゲットしやすいです。

また、学生ビザの場合は労働時間が20時間と制限されていますが、それ以上働けることからキャッシュジョブを希望する方もたくさんいます。

ですがこちらは違法なので万が一のため、制限以上に働くことはおすすめしません。

困った時は Fair Work OMBUDSMAN(フェア・ワーク・オンブズマン)!

Fair Work OMBUDSMANは日本でいう労働基準監督署のような機関です。

労働権利や労働条件などの情報を取得するなど、それに関してアドバイスを得られる機関です。

こちらは日本語対応もあるので、こちらの公正労働オンブズマンのウェブサイト(日本語) のぺージをご覧ください。

詳しく知りたい場合や、相談したい場合に英語の通訳が必要なときは上記と同じく通訳サービス:13 14 50を利用しましょう

最低限の語学力は身に付けよう!

オーストラリアでは英語を話せないとローカルの仕事をゲットするのは厳しいと思います。スキルはあっても英語力がないと採用されない場合が多いです。

フィリピン留学で英語を伸ばす

コストを抑えて、短期間で英語力を上げたい方にはフィリピン留学をおすすめします。

  • 授業料も安い
  • 授業はマンツーマン
  • 授業料に宿泊費・三食食事込み!

フィリピン留学ではマンツーマン授業が多く、短期間でも英語力をしっかり取得することが可能です!

オーストラリア留学で英語を伸ばす

  • 国際的な環境で学べる
  • ネェイティブの表現や発音が学べる
  • オーストラリア現地で働ける

オーストラリアで語学学校に通うのは一つの選択肢として重要です。

しかしオーストラリアの語学学校の授業は十人以上の生徒とグループワークをすることが多いため、学校に行くだけで短期間で英語力を上げるのは難しいでしょう。

基本的なことですが毎日の予習や積み重ねが大事になってきます。

オーストラリア・フィリピン留学について詳しいことは MorrowWorldのWEBページをご覧ください。

最後に

海外で日本人らしさは通用しません。

意見の違いや、自己主張はあって当然なものです。

仕事に関する疑問や労働環境に問題があればフェアワークに相談するなど遠慮なくボスに直接話すことをお勧めします。

オーストラリアで働く注意点!

タックスジョブだからといって油断しない!

最低賃金以下の給料を払うのはキャッシュジョブのみとは限りません。タックスジョブの場合でも自分の雇用形態や給料が正しいのかしっかり知ることが重要です。

これらの問題を防ぐためにも、各職種の

  • 雇用形態
  • 最低賃金
  • 労働条件

これら3つの要素を把握しておくことが大切です。

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